ぽにろぐ

パート主婦/中2ゲーム男子の母/ 夢は家族みんなが幸せでお金に困らない生活を送れること/おキャンプ研究部所属。PTAには入らない派。学校徴収金研究室。

生徒会ウォッチを始めたら生徒会費が廃止になった件。

こんにちは、ぽにこです。

 

先月の話ですが、子の中学の生徒会費が廃止されました。

 

生徒会費は学校徴収金の調査の中で調査対象にしていたのですが、驚きです。

 

中学入学と同時に学校徴収金として自動的に全生徒から徴収する会費をどう使うのか、その生徒会とはどんな活動をするのか、非常に関心がありウォッチしていくつもり満々だったので「あれれ??(´-ω-`)?」って感じです。

ponikox.hatenablog.com

 

今回は生徒会についての話です。

 

当ブログはアフリエイト広告を利用しています

[PR]

生徒会とは?(文科省資料編)

生徒会は、学習指導要領で定められた特別活動の1つで、学校行事や学級活動と同じ位置付けの教育活動です。

 

指導要領によると特別活動は、

望ましい集団活動を通して,心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り,集団や社会の一員としてよりよい生活や人間関係を築こうとする自主的,実践的な態度を育てるとともに,人間としての生き方についての自覚を深め,自己を生かす能力を養う。

ことを目標としています。

 

その中で「生徒会活動」は、

生徒会活動を通して,望ましい人間関係を形成し,集団や社会の一員としてよりよい学校生活づくりに参画し,協力して諸問題を解決しようとする自主的,実践的な態度を育てる。

を目標とし、

チームワーク・肩を組む高校生・中学生たちのイラスト

 

その内容は、

学校の全生徒をもって組織する生徒会において,学校生活の充実と向上を図る活動を行うこと。
(1)生徒会の計画や運営
(2)異年齢集団による交流
(3)生徒の諸活動についての連絡調整
(4)学校行事への協力
(5)ボランティア活動などの社会参加

とされています。会議で提案する人(女性)のイラスト

また、

〔学級活動〕及び〔生徒会活動〕の指導については,指導内容の特質に応じて,教師の適切な指導の下に,生徒の自発的,自治的な活動が効果的に展開されるようにするとともに,内容相互の関連を図るよう工夫すること。また,よりよい生活を築くために集団としての意見をまとめるなどの話合い活動や自分たちできまりをつくって守る活動,人間関係を形成する力を養う活動などを充実するよう工夫すること。

に配慮せよ、と特記されています。

第5章 特別活動:文部科学省

つまり、特別活動は学校教育の一環であり、その体験を通して人間関係の構築、各教科との関連付けを図り理解を深めつつ、生徒会活動を通じて、学校生活に参画する自治的な活動を体験する、そんな感じだと理解しました。

 

より詳しく解説している資料もあります。↓

中学校学習指導要領解説・特別活動:文部科学省

 

これら資料に書いてあることが丁寧に実践されれば、生徒会活動は意義のある教育活動だと思います。

 

生徒会とは?(学校資料編)

子どもは生徒会活動は「国会の学校版」と教わったそうです。居眠りしている国会議員(男性)のイラスト

学校より配布されている資料によると、

「生徒会組織」とは、○中生全員が生徒会員となり、自分たちの中学校生活を自分たちの手でよりよく、充実したものにしていく活動を支える組織のこと。

としています。

 

また、生徒会の目的は、

生徒の責任ある行動によって、自主的精神の向上を図り、学校生活を充実し、将来良き公民となる資質を養う目的とする。

とされ、中学校生活をより良いものにするために自治的な活動を大事にしていきたいとしています。

※公民・・国政や地方公共団体の公務に参加する権利と義務を持つ者。市民。

自治・・自分のこと、あるいは自分たちのことを自身で処理し治めること。

 

生徒会は、生徒会本部と評議員、各専門委員、各部活動等で組織されているようです。

部活動って生徒会に属する建てつけなんだね〜

でも部活自体は教育活動外なんだってね。よくわかんないね〜

 

これ以外には各委員会の説明のみで、具体的な活動実績や予算・決算報告の類はなく、決算報告を取り寄せました。

 

生徒会費の使い道

子の中学の生徒会費は、生徒ひとりあたり1,200円(年)です。

全生徒が会員になるということで、総額にすると80万円ほどになります。

 

今回取り寄せた決算資料は前年度のものです。

生徒会費としての80万円のほか、前年度繰越し金、PTA会費からの補助もあり、総額100万円ほどです。

 

その内訳は、

 

  • 純粋な委員会活動費・・3%
  • 学校行事への支出・・8%
  • 新入生・卒業生へのお祝い品、記念品・・40%
  • 各部活動への補助・・21%
  • クーラーや扇風機などの備品代・・28%

というものでした。

 

ツッコミどころ多すぎ問題発生です。

 

純粋な生徒会活動だけならわずか3%

純粋な、生徒会を運営するために必要だろうと思われる費用は、全体のわずか3%でした。生徒ひとりあたりの会費に換算すると36円です。目を細めて見る人(女性)のイラスト

生徒会を運営するための費用にしても、本来生徒会活動は学校行事と同じ位置付けの教育活動です。

 

具体的な用途は主に絵の具などの文房具、作業を行うための消耗品代で、それすら生徒会費を保護者から強制的に徴収するのに妥当なのか、かなり微妙だと思います。

請求書を渡す人(男性)のイラスト

 

学校の教育活動である上に、個人に還元されるものでもありません。

 

以下、わたしの住む自治体の学校徴収金取り扱い要綱に記載のある「学校徴収金の定義」です。

学校徴収金とは、修学旅行費、校外学習費、部活動費、教材費、学年費、卒業対策費、生徒会費等、学校の教育活動上必要となる経費のうち、受益者負担の原則から学校が保護者から徴収した上で管理、執行することにより、児童生徒および保護者にとって利便性のある経費をいう。

 

ここのところ、学校に関することがらを調べてきていますが、

本来公費負担すべきものについて、保護者負担への安易な転嫁

を感じています。

いいアイデアを閃いた人(女性)のイラスト

これはあくまで私の想像の範疇を超えませんが、学校徴収金要綱やマニュアルに記載されている項目なら、その内容そのものを精査することなく、半自動的に「生徒会費は学校徴収金に例示されているから保護者負担でOK!」と思っていそうです・・。

修学旅行の発表報告(模造紙)やしおりは公費で作って、生徒会や行事のポスターは私費で作る。生徒会の議案書は公費。この違いは?

コピー機を使う人(女性)のイラスト

学校行事にかかる費用を生徒会費から出す??

学校行事のうち、体育祭、文化祭、送別会に8%の支出がありました。

その内容は、文房具・布代・衣装代などの材料費でした。

舞台俳優・舞台女優のイラスト

おそらく何かしらの出し物にかかる費用だと思います。

相変わらず基準があいまいです。

 

お祝いや記念費が40%を占める生徒会費

入学式卒業式のコサージュや送別会の花代、入学記念に学校備品購入、卒業生への記念品・・・。それらに40万使ってます。ホワイトデーにプレゼントを渡す男子高校生・男子中学生のイラスト

個人に還元されるっちゃ還元されるのかもしれませんが、生徒会の活動なんでしょうか、これ。

記念品、好きだね〜

 

学校備品の購入が生徒会費から??

前の入学記念の学校備品購入もそうですが、それ以外に生徒会本部費からなぜか

  • スポットライト代
  • スポットクーラー代
  • 扇風機

が購入されています。

扇風機の風に当たる人(男性)のイラスト

 

これが生徒会費全体の28%、本部費の中では97%を占めます。

つまり、本部費は本来3%もかかっていないの。

 

純粋な本部費の運営費は生徒ひとりあたりに換算しても15円程度。

だけど、このスポットクーラー等を買うのに、生徒ひとりあたり300円以上のお金を使っています。27万円くらい。

 

 

・・実際欲しいものなんでしょう。

エアコンの設置されていない体育館で使用しているのを見たことがあります。

 

でもこれは学校備品に類するものなんじゃないでしょうか。

「寄附」という扱いでもない(この分の寄附採納手続きは行われていない)。

生徒会費から支出される妥当な理由とは・・・?

 

それこそ、生徒会で決議して学校側に設置を交渉するというのが本来の活動なのでは??

親のカネで解決か?!

 

部活動・・

生徒会に部活動が所属するというのが、一応の建てつけのようです。

生徒会費から部活動への支出は生徒会費の21%で、配当は部によりまちまちですが、平均すると1つの部あたり12,000円ほど出ています。

 

用途の詳細を見ると、完全に個人所有物になるだろうTシャツとか、消耗品など、「???」と思う部分がいくつかあります。

 

学校から配布されている資料や生徒会の規約には、その用途に関する具体的な取り決めは見当たりません。規約上は細則があるように読めますが、その細則の記載も配布もありません。

 

もはや部活動に関することならなんでもOKということでしょうか。

ちなみに子の中学は、生徒全員が部活動に入っているのではありません

 

生徒会費が廃止になった!

ところが先日、学校からのお手紙で「生徒会費廃止のお知らせ」が届きました。

ラブレターを渡す女子高校生・女子中学生のイラスト

わたしが調査していることがキッカケになったかどうかは分かりませんが、すでに引き落としが済んでいるものについて、廃止が決定され後日の学校徴収金と相殺して調整までするのは、あまりなさそうなことのような気もしています。

 

ことの顛末はこんな感じです。

  • 5月・・調査開始
  • 6月・・生徒会費引き落とし、情報公開延長決定
  • 7月・・生徒会費廃止決定、情報公開請求資料到着
  • 8月・・学校徴収金から生徒会費を引いた金額を引き落とし(予定)

 

お手紙上の名目は、「保護者負担の軽減」です。

 

公教育の私費負担について、今まであまりに見直しがされてきていなかったことが想定され、それから考えると一歩踏み出してくれたのは、前進です。

(まさか廃止にまでなるとは思っていなかったけど)

 

しかしこれで、生徒会費から行事・部活動への支出がなくなるわけです。

金欠の人(男性)のイラスト

行事への支出について、本来公費で支出すべきものであったという判断なんでしょうかね?また、部活動への支出も、広く全員から集めた費用から支出することについての見直しされたということでしょうか。

 

いずれにしても、その費用の徴収・支出の妥当性が見直しされたことについては、良い傾向であると思っています。

 

おわりに

せっかく生徒会ウォッチを始めたのに、生徒会費が廃止になってしまいました。

 

廃止の決定のお知らせが来るまで、その使い道については運営費の中のさらに一部、各運営委員会の活動費(全体の2%分)だけ、生徒総会で議決されていました。スピーチをする男子高校生・男子中学生のイラスト

それ以外の98%の使い道は不明のままでしたので、それがどのように決められ、どのタイミングで知らされるのか、しっかりチェックしていこうと思っていたのに、その流れが確認できなかったのは少し残念です。(1年くらい黙っておけばよかったか?)

 

わたしは生徒会費を集めること自体は悪いことだと思っていません。

運営には少なからず費用はかかることですが、それらが教育活動であるならば公費で負担するのが妥当だと考えています。

 

だけど、もし本当に生徒たちが自治的活動を学ぶために活動するもので、通常の公費で支出する範囲を超えてしまうなどで、生徒会の総意をもって学校や保護者に要望し、費用負担を求めるなら意義があるとすら思っています。

抗議デモをする人たちのイラスト

 

ところが子の中学の生徒会は、「自治的活動を学ぶため」というより、決められた枠組みの中で小さな主体性の振り分けをチマチマやっているだけに過ぎないような気がします。

 

学校の目論見は生徒管理なんだろうなと思います。

自主的活動の体裁をとった、大人の手足となって動く練習という印象です。

「自分たちで決めたこと」という呪いをかける感じでもあり。

中学の生徒会の「主体的に動く」というのは、「指示されなくても動く」ということであり、そこに生徒の考えや思いの反映は、ほぼない。

中学の生徒会活動は、生徒の自主的な活動の裏に、大人の「こうすべき」が強く反映されています。

箒で掃除をする女子高校生・中学生のイラスト

中学に入って、いきなり”自治“って言われても困っちゃいそうですけどね。

中学校生活の「課題」を見つけて「自ら考え動く」っていうのは、大人の想定する範囲を超えることはできなさそうな気配です。

 

 

そういえば、この前の全校集会で「校則の靴下の色」について、生徒会より変更の報告がありました。今回たまたまオンラインで全校集会を見ることができたため、知ることができました。内容は、

  • 今までは白地にワンポイントまで、長さはくるぶしがしっかり隠れるもの

だったものが、

  • 黒・紺の靴下も可とする。ただし、集会等の行事では今まで通り白とする。

だそうです。

ちなみに息子はこのような議案があることすら知らなかったようです。

 

 

ということで、生徒会費は廃止になってしまいましたが、生徒会自体がなくなったわけではないので、引き続きウォッチをしていきたいと思いますが、ほぼほぼ活動が保護者に知らされないので、これ以上は難しいかもしれません・・。

 

しかし・・・

100万円、保護者から集める必要、なかったんだね〜。

☆学校徴収金に関心を持つ方にはコチラの2冊がおススメ!

 

 

ではでは。

ぽにこ

 

[PR]

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

[PR]

【運営報告】ブログ開始1年5ヶ月

当ブログはアフリエイト広告を利用しています

 

こんにちは、ぽにこです。

 

やろうやろうと思っていながらも手付かずだった運営報告です。

前回の報告から5ヶ月も経ってしまった・・
おほほほ

 

前回の報告は2022年2月(ブログ開始1年)で、PV数、収益共にようやく上向いてきた感を感じることができました。

今日はブログ開始から1年5ヶ月経過した、先月2022年7月までの分を振り返ります。

 

 

[PR]

当ブログ基本情報

当ブログは2021年3月に開始し、2022年7月で1年5ヶ月となります。

はてなブログ無料版の雑記ブログです。

 

更新頻度は、200記事までは毎日更新、その後は1週間〜10日に1記事程度の更新です。

今年に入ってからは、

  • 1月・・4記事
  • 2月・・5記事
  • 3月・・2記事
  • 4月・・1記事
  • 5月・・4記事
  • 6月・・2記事
  • 7月・・3記事

という感じで、書いたり書かなかったり、無理してない感じです。

 

雑記ブログなので記事の内容は雑多で、関心のあることを気にせずに書いてる感じです。記事のカテゴリーは現在10項目、キャンプ系・子ども教育関連が多めです。

雑記はテーマが絞られないからずいぶん気がラクだと思う〜

 

もしもアフリエイトGoogleアドセンスは同年4月から開始、Amazonアソシエイツは180日以内に売り上げ達成できすに解除されたものの、先月再チャレンジし、今日売り上げ3件目を達成しました。その他、A8net、楽天アフリエイトに登録しています。

☆ がんばる個人のための「もしもアフィリエイト」←おススメ

☆ Google AdSense - ウェブサイトを収益化 ←審査あり

☆ Amazonアソシエイト・セントラル←半年以内に3件以上の売り上げ条件あり

☆ 楽天アフィリエイトをこれからはじめる方へ←審査なし。楽天会員ならハードル低め

☆ A8.net ←わたしはちょっとツライ。

 

また、この記事に掲載する各種数値はGoogleアナリティクスを参考にしています。

 

GoogleアナリティクスはPV数やその具体的なページを知ることが出来ます↓

ponikox.hatenablog.com

※pv数(ページビュー数)・・ページを閲覧した数。

Googleアナリティクス・・Googleの提供する無料の分析ツール

お客様のビジネスに適した分析ツールとソリューション - Google アナリティクス

 

ユーザー数・PV数の推移(1年5ヶ月分)

まずはユーザー数から。

右肩あがりに伸びています。育ってきている感があっていいんじゃないでしょうか。

1年5ヶ月分のユーザー数の推移

総ユーザー数は78,772人。たくさん来てくれてありがとう!

 

続いてPV(ページビュー)数。

ユーザー数が伸びているので必然的にPV数も同じように増えています。

数としてユーザー数よりもPV数が多いのは、一人のユーザーが何ページか見てくれることもあるからです。

ブログ開始から先月までの1年5ヶ月で、総ページ数は117,267PVとなりました。

 

次は1日平均PV数です。

だいたい初めて9ヶ月くらいまでは1日に見ていただけるページは100もなく、10ヶ月過ぎた頃から伸び始め、14ヶ月〜16ヶ月で500前後、17ヶ月(1年5ヶ月)の先月で700人弱、今月は今のところ先月を上回っていて、期待しています。

夏休みだからかな?

 

ブログ流入元は検索エンジン経由が90%

このブログは、90%ちょっとがGoogleなどの検索エンジンからアクセスされています。

なんらかグーグルの検索機能を使ってワードを入力し、たどり着いてもらっています。

 

グーグル検索でブログに来てもらうには、グーグルの検索インデックスに採用されなくてはいけません。

グーグルの検索に入れてもらうには、グーグルの見回りに見つけてもらうか、サーチコンソールに自らリクエストします。

ponikox.hatenablog.com

 

現在、検索インデックスに登録されているのは200記事ほどで、平均掲載順位は12位でした。

2語程度の組み合わせの検索ワードですが、検索で10位前後に入っている記事が25記事くらいあり、そのうち1位になっている記事が5つありました。

 

検索からの流入が多いということは、ニーズがある限り長く読まれる可能性が高まります。

シーズンものであっても、オフシーズンになって一時的に読まれなくなってもまたそのシーズンが到来すればまた読まれるようになります。まるで球根。

つまり、検索流入する記事はずっと働き続けてくれるポテンシャルを持つってことです(*´∇`*)

 

 

また「そのキーワードがどれだけ検索されているか」を示す指標が「検索ボリューム」と言うそうで、月間検索回数によって、以下のように分類されているそうです。

  • ビックキーワード・・1万回
  • ミドルキーワード・・1,000〜1万回
  • スモールキーワード・・〜1,000

 

ビックキーワードであればあるほどニーズは高いのですが、その分、ライバルも相当多くなり、その中で検索上位にいくのはハードゲームです。結果的にうまく当たればいいですが、当然ハードルは上がります。

 

たぶん私の検索上位にいる記事はすべてスモールキーワードだと思います。

 

検索ボリュームを調べるにはキーワードプランナーというGoogleの機能を使うようなんですが、さまざま登録をしなければならないようで今回は見送りました。そのうちやってみようと思います。

 

【検索キーワード】の調べ方・選定方法・効果的な活用のしかたを徹底解説|ワプ活

 

最終的にもろもろ能力が高まったら狙うのはアリなんでしょうが、最初からそこを狙うより、身近なネタや書きやすいネタでさまざまトライを重ねていくほうが、案外近道なのかもしれません。

 

収益の推移・割合(1年5ヶ月分)

収益です。

PV数の増え始めた10ヶ月くらいから、収益も増えはじめました。

当初は「これが毎月続くとは限らない」と思って期待半分でいたのですが、割と維持しています(●´∀`)b

 

収益の内訳です。

まずは1年目(12ヶ月)の状況。

もしもアフリエイトに助けられています。

もしもアフィリエイト

 

ブログ開設当初はPV数も少ないですから、Amazonアソシエイトは半年で1件しか達成できず、落ちてしまいました。

 

2年目(5ヶ月分)の内訳です。

相変わらずもしもアフリエイトに助けられています。それぞれの収益源の割合は1年目と変わりません。

 

今、わたしの注目はGoogleアドセンスです。

ここへ来て、Googleアドセンスがググッと伸びてきています。

その代わりと言っていいのかわかりませんが、もしもが少し落ちてきている感じです。

(主力のページの商品在庫がないっていうのも影響していると思う・・)

この辺りの結果報告は次回の運営報告でお知らせできるといいなと思います。

また次も忘れたころにやるんでしょ?

 

それと売り上げが伸びて来て半年くらい継続したので、Amazonアソシエイトに先月再登録して挑戦してみたところ、1ヶ月も経たないうちに売り上げノルマ3件達成して合格しました〜!(ヨカッタヨカッタ)

 

おわりに

最近はPVも収益もそれなりの結果を得られていて、わたしも前ほど右往左往せずに落ち着いていられています。

 

まだ工夫の余地はたくさんあるんでしょうけど、ゆっくりでも勉強と継続を大事に続けていきたいと思います。

お盆休みは息子とゲーム三昧だったけど、過去に書いた記事から毎日売り上げ報告があるって・・・正直ウレシい☺️

 

また、当ブログは雑記ブログ(テーマを限定していない)ですが、収益化という面では何か特定のテーマで書く「特化ブログの方がより良い」と聞きます。

そのうち特化ブログにも挑戦してみたいという気持ちはありますが、まだそこまでの余力(能力)がないなーと思います。

 

雑記ブログのまま、自分の書きやすいテーマや書きたいことを自由に書いていけば、そのうち収益に繋がったり、文章の能力も調査したりアウトプットしたりする能力も多少なりとも進歩すると思うので、まだまだ当面の間はこんな感じでやっていこうと思います。

狙いすぎると文章や内容が薄っぺらくなる気がするよ・・。そして思ってたより狙うのって超ムヅカシイ感じ。

最初は勉強のつもりで色々試したり、数打つ方が結果がいいかもね!

そうそう、結局そういう試行錯誤が自分にあったものに出会えるのかも。

 

実際に検索上位になっている記事とか、初めから分かってて書いてるっていうより、いろいろ書いているうちに「あ、これがニーズがあるんだ」って後からわかる感じです。

忘れた頃にニュースで話題になったりして急に読まれ出したり。

そんなもんですよね。

 

 

ではでは。

ぽにこ

 

※おススメの「もしもアフリエイト」は↓こういうリンクが作れてとても使いやすいです。

 

[PR]

 

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

実態調査!公立中学校の私費(保護者負担)はどれくらいかかる?【後編・中学校】

こんにちは、ぽにこです。

 

今日は公立中学校でかかる私費負担(公費で賄われずに保護者が負担する費用)はどれくらいかかる?【後編】です。

 

【前編】では主に小学校について書きました↓

ponikox.hatenablog.com

 

【後編】は、主に公立中学校でかかる費用についてです。

すべての私費負担額を年額に置き換えると中学校は小学校に比べて、およそ1.85倍になります。

 

 

小学校6年間でかかる費用と、中学校3年間でかかる費用に5万円程度しか差がありません。(部活動は除く)

公費も増えてはいますが、対小学校費でいうと、およそ1.28倍にとどまります。

 

【前編】の小学校編でも書きましたが、中学校も、学校徴収金は公開していません。

子校の場合、入学時のみ事前の説明会資料で、1年生時の学校徴収金の集金時期と金額は提示されていましたが、その内容の記載はありません。

また、そのには記載のない徴収金と斡旋品、準備品がすでに発生しています。

高額な請求に驚く人(女性)のイラスト

 

小学校編をまとめていた時にも思った事ですが、学校は授業で必要になるモノはあらかじめ分かっているはずで、実際に、保護者の手元にお知らせが届くまで、学校内でどのような経過をたどっているのかは分かりませんが、

なぜ、あらかじめお知らせできないんでしょうか?

 

 

また、購入斡旋品や各自購入品まで含めた私費負担分について、全体を把握しているのか疑問です。

 

今回の資料を集めた際にも、教委は「まとまった資料はないので、それぞれの手紙類を集める」とおっしゃっていました。(なので時間かかりましたわ〜)

 

都度都度の費用については、負担にならないようそれなりに気を配っていただいているのかもしれませんが、全体を把握していないのだとしたら、さまざま疑問が湧きます。

 

いい機会です。

請求のために集めていただいた資料をご確認いただいて、教育委員会含め学校が、まずは学校にかかる私費負担について全体像を把握していただきたいと思います。

今回、たくさんの資料を集めてくださったことには感謝しております!

 

今回も、私の住む自治体を例に、公立小中学校の学校徴収金とその他の私費負担が、どういったものにどれくらいの支払いが必要なのか、できる限り調べまとめました。

※部活動費については、部活の活発度合いにより費用に差がある事が想定されます。

※現時点で詳細の情報の入手が間に合わず、大まかな表示になっているものもあります。(後に入手できたら追記します。)

 

当ブログはアフリエイト広告を利用しています

[PR]

学校徴収金とは

学校徴収金とは、修学旅行費、校外学習費、部活動費、教材費、学年費、卒業対策費、生徒会費等、学校の教育活動上必要となる経費のうち、受益者負担の原則から学校が保護者から徴収した上で管理、執行することにより、児童生徒および保護者にとって利便性のある経費をいう。

私の住む市の学校徴収金取扱要綱の文言です。

 

そして、基本原則には、

校長は、学校徴収金が保護者の経済的負担のもとに徴収されていることを常に意識し、保護者の立場になってその軽減に努めなければならない。

としていて、

校長は、学校徴収金の徴収目的および徴収金額等について、原則としてPTA役員など保護者の代表者等への説明を行うとともに、その意見を聞いて金額等を決定することが望ましい。

とされています。

判決を述べる裁判官(男性)のイラスト

学校徴収金マニュアルでは、学校徴収金の種類には、

  • 教材費
    ・児童生徒が個人で使用する(または個人に還元される)ための費用
    ・具体的には、副読本、副教材、ワーク、ドリル、実習用材料費、スポーツ振興センター掛け金、生徒手帳代、氏名ゴム印等
  • 校外活動費
    ・学校行事の郊外活動においてかかる費用
    ・具体的には、校外学習費、宿泊学習費、修学旅行積立、芸術鑑賞教室代等
  • 卒業関連費
    ・卒業学年において、「卒業対策費」の名目で徴収する費用
    ・具体的には、卒業アルバム代、卒業文集代、卒業記念品代等
  • 部活動費
    ・学校の部活動においてかかる費用
  • 児童・生徒会費
    ・児童、生徒会活動を行うための費用
  • 進路対策費
    ・生徒個人にかかる進路指導関係の費用

があるとしています。

 

※市の学校徴収金マニュアルには、PTA会費・後援会費は含まれておらず、学校徴収金取扱要綱で、

  • 団体徴収金(学校の運営および教育活動に密接に関係するPTA・後援会などの経費)については、各団体の規約や会則等によるものとする。

としていますが、子校PTA・後援会の会則にはその定めはありません。

平和祈念像のイラスト

 

また、学校指定物品については、

  • 学校指定物品(教育活動上必要とする体操着・シューズ・制服などの物品であって、学校が指定し、児童生徒・保護者が販売業者から直接購入するもの)にかかる費用は、学校が保護者から経費を徴収しないため、現金出納などの会計事務は生じないが、これらの選定等については、それぞれの学校の実態に応じ、校長の責任と権限に基づき行う。
  • 学校指定品の事務処理については、すべて文書により起案、決済等の処理を行い、保護者に対して常に明確な説明ができるようにしておく。
  • 学校で統一する必要性の有無について、十分に協議する。
  • 保護者負担の軽減に努め、安価で耐久性がある製品を指定する。

としています。

 

公立中学校の学年別、学校徴収金の金額と内訳

学校が一律で購入して費用を支払うもの

タブレット保管用の袋や鍵は毎年購入するものではありませんが、資料収集時がダブレット導入時と重なったため、全学年で請求されています。

  • 1年生・・6月(約¥10,000)・7月(約¥9,000)・8月(約¥8,700)、計¥27,700程度
    主な内訳・・ドリルやワーク・実習用材料など副教材費(約¥19,000)、生徒手帳(約¥400)、進路関係(約¥600)、スポ振掛け金(¥550)、整理用品・ファイル(約¥2,000)、テスト代(約¥1,600)、タブレット保管袋・鍵(約¥1,500)、文房具(¥700)、入学記念写真(¥500)、その他
  • 2年生・・6月(約¥6,000)・7月(約¥6,000)・8月(約¥6,000)、計¥18,000程度
    主な内訳・・ドリルやワーク・実習用材料など副教材費(約¥13,000)、生徒手帳(約¥400)、進路関係(約¥1,100)、スポ振掛け金(¥550)、台紙・ホルダー・ファイル(約¥150)、テスト代(約¥1,300)、タブレット保管袋・鍵(約¥1,500)
  • 3年生・・6月(約¥8,500)・7月(約¥8,500)・8月(約¥10,000)、計¥20,000程度
    主な内訳・・ドリルやワーク・実習用材料など副教材費(約¥8,000)、生徒手帳(約¥400)、スポ振掛け金(¥550)、台紙・ホルダー・ファイル(約¥600)、テスト代(約¥8,000)、進路関係(約¥1,200)、タブレット保管袋・鍵(約¥1,500)

合計、約66,000円

文具メーカーの社員(男性)のイラスト

市内におよそ4,000人の中学生がいますが、学校徴収金として扱われる金額は、毎年90,000,000円です。9千万ですよ。

 

ところで毎年、公立中学校の先生が9千万円のお金を扱っているって、少し怖くないですか?学校規模によりますが、1校あたり、1千万ですよ。

そりゃ、事故も起きるよね・・先生って会計のプロだっけ?

(ウチの県も現金事故防止!って謳いながら、まー、たくさん事故起きてるのよ・・の割に対策がずさん)

 

学校徴収金の内訳、中学生(平均)部門では、

  1. ドリル・ワーク・・37%
  2. 技術家庭、美術の材料費・・31%
  3. テスト・・11%

という結果となりました。

テストは、中学3年生時の外部テストが大きく押し上げる要因となっています。

小学校編ではテスト代の割合が一番高かったけど、中学の定期テストは先生が作ってるね。この違いはなんだろう?

 

教科別だと、

  1. 技術・家庭
  2. 美術
  3. 社会
  4. 英語・保健体育
  5. 国語・理科

という順で、材料費や資料代がかかる教科が上位を占めました。

 

どの学年も、数学はワーク1冊で一番お金がかかっていません。

意外だったのが保健体育で、教科書(無償)+専用ノート+資料集+専用ファイルと、机上で使用するような教材が想像より多く、費用もかさんでいます。

中学体育用教材(定価825円)

↑これ、各種スポーツのルールとか細かく載ってる資料集なんですけど、わたし的に最も要らないと思うものの一つ。役に立つこともあるだろうけど、全員にもれなく買わせる必要性とは・・・?(しかもデカくて重い!)あ、ちなみにテストで使われるようですよ。ツイッターで教えてもらいました。

テストの成績が悪くて叱られる子供(女子)のイラスト

ちなみに子校、1年間で全9回に渡り口座引き落としがあるのですが、毎回手数料がかかり、3年間で1500円ほどとなります。チリツモです。

 

公費と私費の区分がとてもあいまい

また、中学校の学校徴収金も小学校と同様、ファイルが多く、それを整理するファイルスタンド、ラベルシール、掲示用ファイルなど、整理整頓に使用するようなアイテムが目立ちます。一つ一つは数百円ですが、数も多く3年間でなんだかんだ3,500円くらいファイルに支払っています。

年度によりどの教科も一律に安価な紙ファイルの時もあれば、教科によりプラスチックファイルやポケットファイルだったりやや高価なファイルを使用している時もあるようでした。

 

学校で買うのはスケールメリットがあって安くなるならありがたいけど、むしろ定価で買わされてる感。タブレット保管用の袋とか鍵とか入れると5,000円近くなって、誰のための受益者負担と思う。

タブレットケースや鍵は卒業したらそれだけ戻ってくるの?

 

そういえば、通知表も手書きから印刷になって、それを挟むためのファイルが私費になったのよ。
今まで通知表の紙代って請求されてなかったのに?納得いかないわ〜

 

↓こういうので挟まれてくる。そして費用請求。

教員の業務効率化のために結果発生した費用は保護者持ちですって??ん?

 

私の住む自治体は、公費と私費の区分が明確ではありません

 

学校徴収金取り扱い要綱にもマニュアルにも、例示はあるものの、「児童生徒が個人で使用する(または個人に還元される)ための費用」ぐらいしか記載がありません。

 

この文言をそのまま受け止めると、「個人で使用するもの=全て私費」となります。

だけど、学校で印刷して配られる個人で使用するプリントの費用負担はしていません。学校で掲示するためのホルダー(クリアケースみたいなもの)や氏名ゴム印は費用負担を求められます。

ボロッボロになったモノが返されるわよ⤵︎

 

定期テストの計画表を貼る台紙の代金は請求されるけど、定期テストの成績表が貼られた台紙は請求されませんでした。

不思議そうにする人・考える人(女性)のイラスト

学校の配当予算を担当する教育委員会の担当課に、

「授業で配られるワークシートやプリント類の紙やインク代などについては公費で、美術で使用する紙代、教室掲示用の掲示ホルダーやラベルシール、各教科のプリントを貼る台紙なんかが私費負担なのはなぜですか?どう区別していますか?」

と聞きましたが、うなっていました。

うなってる場合??

 

その辺りはまるで学校にお任せなんだそうです。

市として明確な基準はなく、学校ごとで判断してるってことです。

だから同じ物品でも、学校によって請求されたりされなかったりもあります。

小学校ではタブレットケース、請求されなかったしね。

実態を見ると、

  • 分別が難しいもの→公費
  • 分別しやすく単価が出せるもの→私費

のようにも感じます。

 

また、各学校に配当された予算がどの項目が何にいくら使われたか、決算的にまとめた資料はないそうで、どこにいくら払ったかの記録を調べるシステムがあるので、何かあったらそれで調べることはできるということでした。

 

え?審査とかチェックがないんですか??
それでどうやって予算組んでるんですか?

とにかく学校の裁量だけで完結している様子で・・そんなもんなんですかね?

公費で買うのに妥当かは市でチェックは入るみたいですが、これでは本来公費で支払うものが私費になっていても、私費負担が過剰になっていても、教育委員会や外部は気づけません。

 

そもそも学校徴収金は学校長が管理監督者教育委員会ではないけれど、学校予算を組む教育委員会は、「市から配当された予算をどう振り分けるか」ということで動いていて、校長が何らか働きかけない限り、私費負担について知ることはない状態で予算を組んでいるっていう実態・・・。

驚く人(女性)のイラスト

 

学校関連のことが、全体的にこんな雰囲気でなされているとしたら、少しめまいがします。

 

各自が用意して持参するもの・学校斡旋品

まず、中学へ入学するための初期費用です。

【中学入学時】

  • 制服・・上下¥40,000程度
  • ベルト・・¥2,000
  • 校章・・¥600
  • 組章・・¥400
  • ワイシャツ・・¥3,000
  • 通学カバン・・¥9,000
  • サブバック・・¥3,000
  • ジャージ・・上下¥8,000
  • 体操服・・上下¥5,500
  • トレーナー・・¥4,500
  • ジャージ・・¥8,000
  • 上履き・・¥3,000

※アンダーラインは学校指定品です。

合計84,000円。

 

ワイシャツや体操服は洗い替え用に×3セット買ったので、プラス17,000円。

さらに夏服になり半袖ワイシャツ3枚購入で、プラス9,000円。

夏のスラックスを買えば、プラス10,000円。

靴や靴下の色指定があり、改めて購入5,000円。

 

再計算合計、120,000円。(ドーン)

サイズアウトで買い替えがあればもっと・・。

制服、高いよね・・エグいわ。

 

ちなみにウチ、洋服の青山で買ってます。指定店より割安だったから!

標準型学生服 | 紳士服・スーツ販売数世界No.1 - 洋服の青山【公式通販】

さっそく転んで穴開けて修理代3,000円!

 

【授業により持参を指定されるもの】

  • アルトリコーダー・・¥2,300
  • 給食セット・・ある
  • 雑巾(3枚。うち、1枚は学校提出用)・雑巾吊り下げ用ひも付き洗濯バサミ・・¥200程度。毎学期、毎年なので合わせると+1,200円くらい。
  • 英語辞書・・¥3,500
  • 水着セット・・¥8,000(帽子・水着・ラッシュガード・ゴーグル・タオル・袋)
  • 裁縫セット・・ある。(糸や針などは追加+¥500)
  • 書道セット・・ある。(墨汁や半紙の追加+¥1,000、筆の買い替え+¥1,500くらい?)
  • 書き初めセット・・ある。(専用用紙購入+¥1,000)
  • ノート、シャープペン、消しゴム、絵の具等の補充・・+10,000

 

合計、29,000円

 

 

校外学習費
  • 遠足・・¥7,500
  • スキー合宿・・¥50,000
  • 修学旅行・・¥60,000

合計、117,500円

清水寺のイラスト

旅行はかかる費用は実際は旅費だけじゃないんですよね。

荷物を入れるバックや持たせるタオル、着替え、洗面道具、お小遣いなどなど。

 

↓こういうの。

 

この旅費の積立がもうすぐ始まります・・。

学校徴収金は6月(諸会費含む)、7月、8月と集金があり、9月から6ヶ月間8,000円の徴収が始まります。(´Д`;)(´Д`;)(´Д`;)

これ終わったら修学旅行の積立が10,000円を半年・・

 

子の学校では、スキーで1000万円のお金が動き、修学旅行で1,200万円のお金が動きます。

市内に広げると、スキーで7千万円、修学旅行で8千万円。

 

進路指導関係費

学校から徴収される進路費っていったい何??というのが最初に思ったことです。

ちなみに、さまざま資料を集める中でこの存在を知りました。

あらかじめ「こういう費用がかかるよ」って案内はない(もしくは直前)のやつです。

 

  • 進路指導関係費・・¥2,500

合計、2,500円

スクールカウンセラー(男性)のイラスト

進路指導に費用を徴収される・・?。

ひとり2,500円で3年生のみの徴収ですが、総額でおよそ50万円ちょっとの予算です。

 

おもな内訳は、

  • 消耗品費(印刷用紙・トナー・文具)・・1,450円
  • 印刷費(校長・進路担当教員の名刺)・・15円
  • 通信費(願書・入試相談資料の切手・郵送料)・・200円
  • 進路負担金(連絡協負担金)・・50円
  • 資料費(高校ガイド、入試問題集)・・290円
  • 渉外費(高校渉外・進路学習)・・15円
  • 会議費(進路検討会・各会議の茶菓子代、昼食代)・・100円
  • 通信進路費(職員高校訪問交通費)・・80円
  • 予備費(いろいろなモノが含まれている)・・300円

というものでした。

※イメージしやすいように、ひとりあたりに換算して記載しています。

 

明細を見ると、「あぁ、中学校の先生は進路だけでこんなに動いてくれてるんだな〜。」とありがたい気持ちになる一方で、「なんだコレ?」なものもあります。

 

公立中学校の進路に関係することがらって、どういう位置付けなんでしょうね??

私はてっきり学校業務の一環だと思っていたんですけど・・・

 

・・・にしては、先生の名刺の印刷から連絡協(なんの協議会だ?)の負担金やら印刷・郵送関係一式、先生が高校へ行く交通費まで含まれてるし、一方で記念写真とか飛沫防止パーテーションとかも含まれてる・・・。

 

ちょっと混乱してます。

 

これ以外に、進路や面接についての資料が3年間で1,700円弱、適正テストや入試対策テストが10,000円ほどあり、こちらは学校徴収金に含まれています。

 

卒業関連費

卒業アルバムだの記念品だのの費用です。

  • ¥12,000

合計、12,000円

クラッカーを鳴らして祝う人(女性)のイラスト

内訳です。

  • 卒業アルバム代・・8,000円(67%)
  • 記念写真・記念品・・1,000円(8%)
  • 学校への寄贈品・・2,300円(19%)
  • 花代(花束・コサージュ)・・700円(6%)

※例により、イメージしやすいように、ひとりあたりに換算して記載しています。

 

卒業に伴って保護者から集められる費用も、学校への寄贈が前提となっていることも多いです。

そしてそれは、事前に明確に説明がないことがほとんどで、マシな方として「途中経過でおおよその明細」が提示され、ほとんどは「事が終わった後の決算報告」で内容を知ることになります。

 

小学校編でも書きましたが、

地方公共団体が設置した学校の運営にかかるものへの寄付金(これに相当するする物品等を含む)を割り当てて強制的に徴収することを禁止しています。

 

↓こちら、日本教育新聞の2021年9月の記事なんですが、問題視するどころか、「こういったものが人気」とか「こういったものが実用的」というようなことが書かれていて愕然としました。

www.kyoiku-press.com

こうした学校の活動でなくてはならない備品は、経年劣化するため定期的に購入する必要がある。しかし、学校の限られた予算の中では思うように買い替えできない事情があり、学校側の要望に応えて寄贈するケースが続いている。-日本教育新聞より-

記事中に、サラッと「学校にはお金がないから仕方がない」ように書いており、その程度の認識なんだなぁと読めます。

 

・・・いやいやいや!否定する人(女性)のイラスト

学校の活動で必要な備品は公的予算から出すのが筋です!!

もう、その大前提を忘れちゃってるんじゃないか説。

 

教育委員会の寄付を受け付けている課は、申請があれば受理する手続きを行うのみで、それが「割り当て的な寄付に該当しないか?」「学校の運営費の市民への転嫁になっていないか?」など、審査はしていないということです。

もう絶対的な善意・自主的だという前提なんです。

おめでたいね!!

 

少なくとも・・・少なくとも、ですよ。

寄付分は分けて募ることをする必要はあると思います。

 

給食費

給食費について、私の住む自治体は公会計化(学校ではなく市が徴収・管理を行う)されています。

学校給食は、設備・人件費にあたる分を公費で、材料費について私費負担となっています。食品メーカーの調理師(男性)のイラスト

中学生
  • 1食365円(1ヶ月¥6,000〜7,000、1年で¥62,000〜67,000程度)

学年により日程や行事等で給食の回数が変動するため幅があります。

 

給食費は小学校6年間で33万円、中学校で20万円。

 

市内中学校に在籍する生徒はおよそ4,000人。

1年で3億円くらいです。

小中学校全部で給食費に支払われる金額は、1年で8億円くらいです。

(年間8億捻出できたら、給食費が無償にできるってことか・・妄想)

 

 

給食費もあれですが、中学生ともなれば普段の食費もかさみますね・・。

(くわばらくわばら)

[PR]

 

その他諸会費

公立中学校で発生するのは、PTA会費、後援会費、生徒会費、部費です。

部費はピンキリなので、含めないで計算しますが、

PTA会費、後援会費、生徒会費を合わせた諸会費、総支払い額は小学校6年間で18,000円、中学校3年間で16,200円です。

 

PTA会費

内訳は、分かりやすくするために一世帯あたりの会費の中で大まかな使途別に相当額を表記しています。

  • 中学校PTA会費・・3,000円(年)
    内訳・・運営費相当額(約¥800)、行事補助(約¥200)、公開研究補助(約¥20)、学校環境整備(約¥50)、交際費・負担金(約¥200)、部活動補助(約¥750)、卒業生記念品(約¥120)、慶弔費(約¥80)、積立金(約¥50)、災害対策(約¥80)、学校備品購入(約¥100)、繰越その他(¥550)

 

PTA会費の総支払額は中学校3年で9,000円。

 

中学校PTAの予算は200万規模で、部活動への助成に25%、詳細項目の書かれていない学校環境整備費や災害対策、備品購入など、公費負担なのでは??と思われる項目が会費の15%ほどあります。

ちなみに子校中学部活動は全員加入ではありません。

不思議そうにする人・考える人(女性)のイラスト

生徒全員が加入じゃない部活動への助成が、学校ぐるみで全員加入にしているPTA会費から出ている不思議。

それが本当にPTAの会員の総意だっていうならいいけど・・ね。

 

前回の【前編(小学校)】でも書きましたが、小学校6年間、中学校3年間、PTAに入会したとして、本来公費で支払うべきものの可能性があるPTA会費からの支出は、子校PTAの割合だと1世帯あたり1年で830円、9年間で7,500円ほど。

 

市内他校も同程度と仮定するとして、市内小中学校へ通わせる世帯が12,000世帯とすると、本来、公費で賄われるのが妥当かもしれない金額が、毎年10,000,000円分です。

 

news.yahoo.co.jp

 

ひとことで言って、線引きぐちゃぐちゃ。

 

生徒会費
  • 生徒会費・・1,200円(年)

 

集められた生徒会費のうち、運営にかかる費用は2万円ちょっとでした。

その他、70万円ほどの使途が分からず、生徒総会で知らされるのかと思いきや、お知らせも何もありません。子に聞くと、生徒総会では各委員会の報告と予算要求(全部で2万円ちょっと)があり、その承認のみだったとのこと。

 

そこで、この生徒会の費用の内訳についても、資料請求しました。

ponikox.hatenablog.com

 

各運営委員会の経費が会費全体の2%、それが1人あたり28円程度ということ以外、入学以来、こちらから資料請求するまで明らかにならず、やっと届いた資料によると、

  • 本部費・・430円
  • 運営委員会費・・28円
  • 体育祭費・・27円
  • 文化祭費・・15円
  • 卒業関連・・600円
  • 入学生関連・・100円
  • 部活動援助・・300円

ということでした。

※この時↑の決算では前年度繰越し金を全額使用していたため、総額で1,500円ほどになっています。

※他にPTA会費より5万円の補助が入っていました。

※こちらも、ひとりあたりの金額に換算しています。

 

明細を見ると、生徒会費からもスポットクーラだの、扇風機だの、備品を購入しています(本部費が高いのはこのため。ちなみにコレがなければ本部費は14円!)。

うーーーん・・・。

 

それに、生徒会費の使い途として一般的には王道と思われる部活への補助ですが、生徒会費の2割を占めます。その内容は備品・用具代が多く、部によっては部員用Tシャツ代やコンクール・大会参加費にあてられているようです。

 

卒業・入学関連では花代や記念品に使われています。

 

 

生徒会は学校行事と同じ特別活動に位置付けられています。

 

入学と同時に生徒会に入会することになり、学校徴収金とあわせて集金されます。

事前にその内容についての説明は一切ありません。

 

おそらく慣習としてやってきていたことなのだろうと思います。

費用の内訳も、予算ありきで「いくらあるから何に使おう?」という展開が見えるような気がします。

「そういうもの」と、世の中の当たり前になっているのかもしれませんが、そんなことは知ったことではありません。

目を細めて見る人(女性)のイラスト

これらが生徒会の総意であるというのならまだ理解したいと思います。

(なにこれ、さっきもPTA会費の時に書いたな・・)

総会では各委員会に必要な費用以外、特に話はなかったといいます。

今後は全校集会等で何らか話し合いや決定がされていくんだろう、それを見守ろうと思っていました。

 

思っていました

 

思っていました(過去形)。←さらに強調

 

・・・・

 

なんと驚いたことに、

今年から急遽、生徒会費が廃止されましたΣ(゚ロ゚;)

 

もうすでに一度徴収されてるんです。今年の分は。

で、今月になり急遽、生徒会費の徴収の廃止のお知らせが届き、8月集金分を減額して相殺するようです。(わざわざ)

 

・・・・これは・・

アレですかね・・

今回、生徒会費内訳含めてさまざま資料請求していますが、それをキッカケに見直してくれましたかね??

 

とにかく、急展開ですが、長年の慣習から一歩、踏み出してくれた・・のかな??

生徒会費、要らなかったってことじゃね?

 

後援会費

後援会は多くの学校で中学以上から発生するかと思います。

こちらのPTA会費同様、分かりやすくするために一世帯あたりの会費の中で大まかな使途別に相当額を表記しています。

  • 後援会費・・1,200円(年)
    内訳・・学校環境整備の名目の物品寄付(約¥1,000)、部活動補助(約¥500)、周年事業積立(約¥100)

 

後援会費は中学3年間で3,600円です。

 

子の中学は600人規模ですので、後援会費として保護者から集める金額は70万ほどです。昨年は繰越し金にはみだして物品寄付をしているようでした。

 

学校への物品寄付と部活動補助(しかも特定の部活動のみ)に特化している子校後援会ですが、こちらも入会の意思確認はなく、学校徴収金と合わせて口座引き落としとなっていました。

 

ちなみに私の住む自治体は、PTA会費や後援会費は就学援助の対象となっていません。

就学援助制度について(就学援助ポータルサイト):文部科学省

 

PTA会費もそうですが、学校徴収金の一部であるかのような説明と仕組みで、公立中学校へ入学すると自動的に入会してしまうようになっています。

 

卒対も、PTA会費も、後援会費も、

支援!支援!支援!

寄附!寄附!寄附!

です。

守銭奴(女性)のイラスト

PTA会費、後援会費、生徒会費、卒業対策費から学校へ寄贈に使われている金額は、中学3年間で1世帯あたりおよそ6,000円でした。

 

ほぼほぼ払わないといけないものと支払った会費から、表向き自主的な寄贈とされてるものに、1世帯あたり6千円負担していることになります。

公立中学校に通うのに、毎年2,000円分寄付させられてるのね!
みんな太っ腹!

※そもそも後援会とは?!子校はPTAがあるのに、OBが組織したそうです。

※子校は来年度から入会の意思確認と同意書等の手続きが行われる予定です(´∀`)ノ。

 

部活動費

学校により部活もさまざま、活動のボリュームもピンキリです。

部活動費は幅が広いので、今回の私費の総計には入れていませんが参考までに各部活動の費用を記載します。

 

その種目や大会によって、個人登録をしなければならないケースがあったり、参加費がかかり、金額も幅があったり、試合等に勝ち進めば遠征費などが高額になっていくような感じで、部活動にかかる費用をあらかじめ提示するのはとても難しいのだそうです。

考え事をする人(男性)のイラスト

部活動は、部費以外にもユニフォーム代、揃いの練習着代、用具代、交通費、飲食費、合宿代などが規模や活動によって右肩あがりにかかります。

ちなみに顧問の先生は基本自腹だそうです・・。

(市の大会等で市から助成が出る場合もあったり、前任から譲り受けるものもあったりするらしいですが・・全体からすればわずかでしょう。)

罰金を支払う人(男性)のイラスト

ということで以下、子校の部活動費(年)です。

  • 小さなボールを棒状のもので打つ運動部・・12,000円
  • ボールを足で蹴ってゴールさせる運動部・・不明
  • 網を張った道具で打つ運動部・・4,000円
  • ボールを手で叩いて網にシュートする運動部・・8,000円
  • 小さなボールを卓上で打つ運動部・・4,000円
  • 楽器を奏でる文化部・・不明
  • なんか作ったりする文化部・・2,000〜9,000円

※意味があるかわかりませんが、念のため多少ボヤかしています。

※男女や学年により部費が違いました。

 

部活動により内容はさまざまですが、部費やPTA・生徒会費からの補助費等の収入から、大会の登録料・参加費、消耗品、備品・用具代にあてられます。

また、大会等の参加への交通費や遠征費は実費、他にユニフォームや練習着代など(1万円〜5万円)、さらに個人持ちの用具は別になっています。

 

費用が材料費の実費だけという部活から、ユニフォームや道具揃えるだけで10万円〜、大会もたくさんあるから遠征費含めるとけっこうな額になるだろうと思われる部活まで色々でした・・。

(資料がなくて詳細不明だけど、楽器を奏でる文化部は相当の部類だと思われます)

 

これ、子どもが入部を決める前に想定できてる親ってどれくらいいるんだろう??

 

それと、今回の情報公開請求や質問を通して、部活動にかかる費用について、あらかじめどのくらいかかるのかの目安が保護者にわかるようにするよう、学校へ働きかけてくれるという話になりました。

子校中学、保護者への説明会の前に体験入部と入部届けの提出があるんだよ。
子が決めちゃってから費用や内容を知らされたって親は困っちゃうよね〜。

 

公費予算はいくらなのか?

公費でどれくらい出てるのか、中学校バージョンです。せっかくなので、小学校と比較したりしてみたいと思います。

 

ちなみに、平成27年度の文部科学省の調査によると、校舎や体育館などの設備や備品、学校の先生などの人件費を含めて義務教育で使われている税金は1年間で、

  • 小学生は一人当たり約94万円
  • 中学生では一人当たり約115万2000円

が使われているそうです。

平成27年度地方教育費調査【文部科学省】

 

以下に記載するのは、上記以外、主に学校の維持・管理にかかるものです。

 

市の予算

我が市の学校配当予算のうち、市の方で一括して支払いが行われる電話代、光熱費やリース料、委託料、を引いた額が実質学校に配分される予算です。

 

市の予算のおよそ13%が教育予算で、その教育予算の内訳は、

  • 教育総務費・・11%
  • 小学校費・・20%
  • 中学校費・・10%
  • 高等学校費・・10%
  • 幼稚園費・・2%
  • 社会教育費・・15%
  • 保健体育費・・30%

という具合でした。

中学校は、市の教育費全体の10%ですが、そこから光熱費等、市が支払う金額を引いた残りが学校へ運営費として配当されます。中学校の運営費は市の教育費全体からすると、わずか2%ほどです。

中学校に配当される、そのわずか2%分をさらに各学校に分けます。

1校あたり、ざっくり700万〜1,000万円でした。

 

その内訳は、

  • 消耗品費・・56%
  • 施設・設備修繕料・・9%
  • 備品修繕料・・2%
  • 印刷製本費・・1%
  • 医薬品材料費・・1%
  • 備品メンテナンス費・・3%
  • 備品購入費・・28%
  • その他・・1%

といった感じです。

公立中学校配当予算内訳

生徒ひとりあたりの金額に置き換えると、運営費はひとり14,500円程度/年で、

  • 消耗品費・・8,000円程度(コピー用紙・インク・1万円以下の備品など)
  • 施設・設備修繕料・・1,300円程度
  • 備品修繕料・・350円程度
  • 印刷製本費・・120円程度(外注する製本費(学校概要など))
  • 医薬品材料費・・180円程度
  • 備品メンテナンス費・・450円程度
  • 備品購入費・・4,000円程度

です。

 

光熱費等、市が一括して支払っている公費については、こんな感じ。

  • 電気代は、ひとり年間7,000円くらい。(小学校より1,500円UP)
  • 水道代は、ひとり年間5,000円くらい。(小学校より1,000円UP)
  • ガス代は、ひとり年間4,000円くらい。(小学校より1,000円UP)
  • 下水道は、ひとり年間5,000円くらい。(小学校より1,000円UP)
  • 電話代は、ひとり年間600円分くらい。(小学校より100円DOWN)
  • NHK受信料は、ひとり年間25円。(小学校と変わらず)
  • 警備や廃棄の委託費は、ひとり年間400円くらい。(小学校と変わらず)
  • 印刷機や電話・ファックスの貸借費は、年間ひとり1,700円くらい。(小学校より300円UP)

 

総額としては人数の多い小学校の方が多いですが、児童・生徒数の割合で比較すると、一人当たり4,500円/年ほどアップしています。

光熱水費が上がっているのは部活かね?

 

公費と私費を比較すると、年間で一人当たりに換算すると、

  • 中学校公費¥37,000に対して、私費は188,000円

という結果で、

  • 中学校に通うためにかかるお金は、公費17%、私費83%

という割合でした。

 

ちなみに「小学校に通うためにかかるお金は、公費10%、私費90%」でしたので、それに比べると、公費の割合が増えています。

 

特定の人しか使わない高額な楽器は公費で購入の謎

それと、余談なんですが、今回の一連の請求に予算についても入れてて、いろいろ見ている最中なんですが、昨年子校に200万円分の楽器が公費で購入されていました。バイオリニスト・ヴィオリニスト(女性)のイラスト

子校以外にも、毎年の購入要望で各校、楽器購入がけっこうあります。

 

確かに楽器はなかなか自己負担っていっても限界がありそうなもので、できるだけ買ってあげたい気持ちはわからなくもないですが、ごくごく特定の生徒しか使わないですよね・・。

個人で使うものは私費負担じゃなかったんかい?

 

ほかに運動部限定の部活動への助成として、一つの部活あたりおよそ1万円程度の金額が市から出ています。1万円程度だと、ボール等の消耗品を買うくらいです。

また、サッカーゴールなど30万円を超える備品については、先ほどの楽器のように各校からの申請に応じて市が支出します。

 

毎年毎年何か楽器なり高価な品を買ってるというわけじゃないみたいなんですけど、同じく昨年にPTAから体育で使用する物品(体育祭でも使用して多くの生徒が一緒に使うもの)を寄贈している(=実質私費)というのも、なんだか意味がよく分からないです。

 

就学支援

私の住む自治体の場合、就学支援は、入学時小学校でおよそ55,000円、中学校で60,000円が出ます。学用通学用品としておよそ小学校で13,500円、中学校で24,000円です。いずれも年額です。

宿泊の伴う修学旅行・校外学習、給食費は実費が支払われ、日帰りの校外学習は上限3,000円支給されます。オンライン通信用の補助もあります。

 

今まで洗い出してきた別途購入・持参品を含め、支援対象である給食費、旅費を除いて考えると・・

  • 入学支援(小学校)¥55,000に対して、実際は¥75,000かかる
  • 入学支援(中学校)¥60,000に対して、実際は¥120,000かかる
  • 学用品支援(小学校)¥13,500に対して、実際は¥27,500かかる
  • 学用品支援(中学校)¥24,000に対して、実際は¥30,000かかる

※部活動費は含みません。

市の就学支援額と実際にかかる費用

 

こうしてみると、中学校は入学に際する費用が大きい事がわかります。それに対して全然カバーできてない。

入学支援でカバー出来ないほどの指定品ってどうなんでしょう??

 

 

2019年時点で日本の子どもの相対的貧困率は13.5%で、7人にひとりの子どもが貧困状態にあると言われています。

子どもの貧困対策 | 日本財団

 

↓2017年と少し古い記事ですが、

resemom.jp

www.huffingtonpost.jp

 

学校制服の販売価格はこの10年で値上がりしている。総務省統計局の「小売物価統計調査年報」によると、2007年度に2万7000円~2万8000円ほどだった販売価格は、2016年度には3万2000円~3万3000円に。特に2015年度から2016年度にかけては生地材料の羊毛価格が上昇したことで、さらに値上がりした。

 

総務省統計局 小売物価統計調査(2022年3月)

さらに値上がりしたとされる2015年〜2016年を経て、現在2022年ですが、子どもの中学校の制服は、4万円です。※詰襟制服上下だけの金額

 

学校へ通うための物品に支払う費用に、どれだけの家庭や子どもが苦しい思いをしているのでしょうか。

本で読みましたが、今の人は、たとえ苦しくても無理して学校関連の費用はなんとか支払い、その分逆に外から見えにくい部分(食費等)を削る傾向にあるといいます。

 

仮に相対的にゆとりのある家庭の多い地域だったとしても、公立の小中学校での私費負担の多さは、時に排除を生む可能性をはらむ問題だと危惧します。

 

なお、当自治体の就学支援は、PTA等の団体会費、卒対に該当する費用、部活に関する費用は対象外です。

 

まとめ

以下、まとめます。

  • 公立中学校は、入学準備におよそ12万円ほどかかります。小学校入学時に比較するとおよそ1.6倍です。
  • 公立中学校の旅費と給食費の総計は、およそ32万円です。
  • 公立中学校に通うと給食費や旅費を含めて3年間、学校に通うだけでおよそ57万円必要です(除く部活動)。1年あたりおよそ19万円です。
  • 公立中学校生徒一人当たりの年間公費予算は、およそ3万7千円で、小学校と比べると公費予算は1.28倍増額しています。
  • 市の就学支援は年額で、入学時小学校でおよそ55,000円、中学校で60,000円、学用通学用品としておよそ小学校で13,500円、中学校で24,000円です。
    ※宿泊の伴う修学旅行・校外学習、給食費は実費が支給されます。オンライン通信用の補助もあります。
  • 入学準備品だけで就学支援を6万円オーバーします。
  • 学校徴収金に各自購入持参品・斡旋品を含むと、1年次で約3万円、2年次で約3千円、3年次で約2万円オーバーします。
  • 市内小中学校のPTA、後援会、卒業対策委員会により、手続きがされているものだけで総額700万円分ほどの寄付が毎年あります。
  • 子の在籍する中学校では、昨年度PTA会費からおよそ50万円分、後援会費から30万円分、卒業対策費から50万円分、生徒会費から30万円分、学校へ物品寄付をしています。※寄付採納手続きがされていないものもあります。

 

おわりに

小学校と比較すると、中学校の方がやや予算配当としては手厚いように見えますが、私費負担も増えているので、それだけお金がかかるということなんだと思います。

 

中学校に通うための私費(入学準備品、洗い替え用などの追加衣類、学校徴収金、斡旋購入・持参学用品、給食費、旅費、諸会費)で、57万円かかることがわかりました。部活動は含みません。

1年あたりに平均すると、19万円です。

ひと月あたり、1.6万円です。

(部活動も想定すると、年でプラス2万〜20万ぐらいですかね・・。部によってはもっとか。)

 

さて、中学も出揃ったので、義務教育の小中学校(公立)でかかる費用を改めて計算してみます。

国によって課せられている義務を果たすために、小学校〜中学校でどのくらいの費用が発生しているのでしょうか?

 

義務教育公立小中学校9年間にかかる私費負担額合計、1,260,000円

ヒャクニジュウロクマンエン!!

平均すると、1年でおよそ14万です。

子供たちと遊ぶ人(女性)のイラスト

義務教育って、小中学校に通わせると、最低でも126万はかかるんですね〜

(これ、部活動は入っていない金額です。もちろん塾や検定料、模試代も入っていません。学校に通わせるのに最低限必要とされる金額だけです。)

 

義務教育ーーっ!!

 

義務教育にかかる個人持ちの費用の額もさることながら、各校別で見ても、その扱う額の大きさに驚きます。

これを、保護者からの預かり金として、学校の先生がやっているって・・・わたし的にはあり得ないっていうか、むしろ問題だと思います。なんで公会計にしないのかな?

給食費の公会計化は学校の負担を減らすためでもあったのにね

 

公立学校の先生が扱うお金が毎年、何百万とか何千万とかの単位です。

 

忙しすぎて、じゅうぶんな検討をしたり見直したりできないことも問題です。

恐怖に怯える人(男性)のイラスト

 

また、今回は中学編なので特に書きたいことがあります。

それぞれの部費以外に、PTA会費・後援会費・生徒会費から、少なくとも生徒ひとりあたり年間約1,350円が部活動に流れています。(大会でいい成績を残すとお祝い金が出たりしてます)

公立中学校に通うと、6,000円分の寄付と4,000円分の部活動への援助がもれなくついてくるってわけね!ふーん。

子校の部活動は、全員入部ではありません。

 

生徒数で計算すると、およそ80万円を超える金額が部費以外の諸会費から部費に支出されていることがわかりました。

これは、非常に見えにくいお金です。

「敢えて」なのか何なのかは知りませんが、同じ保護者のお財布から出てるのに、PTA会費・後援会費・生徒会費・部費、と4つもルートを通すって何なんでしょう??わかりにくくするため?(まさか!と思いたい)

白内障・緑内障・糖尿病性網膜症(女性)のイラスト

受益者負担と散々うたい、就学支援でもまかなえないくらいの私費の負担を保護者に負わせながら、有無を言わさず全生徒から徴収したお金から、一律に部活動へ支援しているという点については疑問を感じます。

 

確かに、部活動の個人負担も辛いのかもしれません。

先生は時間も費用も持ち出しと聞きました。

それぞれの先生が納得されているかは、確認していないから分からないんですって

 

だけど、部活に入っていなくても、費用が比較的かからない部活動に入っている生徒からも、費用が負担できないから費用がかかる部活を諦めた生徒からも、家庭の事情で部活動ができない生徒からも、そもそも学校でかかる私費負担に苦しんでいる家庭からも、一律徴収して、学校教育外の活動へ配分するって、なんなんですかね・・?

 

誰か特定の人の考えた、学校内税金制度か何かでしょうか?

税金・課税に苦しむ人(女性)のイラスト

こういったことが、教職員の多忙化もあり慣習化していったのだと思います。

何かキッカケがなければ、永遠に見直されないかもしれません。

 

 

世の中は平均年収はほぼ横ばい、消費税や社会保障料はあがり、物価もさらに上がり、可処分所得は減る一方です。

賃金が上がらないのに「値上げ」日本の絶望未来 | 国内経済 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

 

可処分所得~驚くほど減少した可処分所得、裕福だった30年前~ – 組織・人事コンサルティングの株式会社トランストラクチャ

 

収入は変わらないのに、学校へ通わせるために払う費用も、生活にかかる費用も、税金も上がり続けています。

 

これから10%物価があがったら、義務教育の小中学校へ通わせるための費用126万円が139万になるってことです。

 

 

H24年度から16歳未満の年少扶養控除も廃止になっています。(16歳未満の子どもを養育していても、経費控除がないということ)

2 主な税制改正について|国税庁

 

年少扶養控除 子ども手当導入で廃止: 日本経済新聞

 廃止前の控除額は所得税で年間38万円、住民税で年間33万円だった。制度廃止で夫婦と小学生の子供が2人いる世帯で、年収300万円では約10万円、年収700万円では約15万円の負担増となる。

国民民主党 矢田わか子氏 参議院内閣委員会提出資料

年少扶養控除は2010年の民主党政権時代に、子ども手当の導入の際に廃止されましたが、子ども手当は年間6万〜18万(子の年齢や収入による)で、結局年少扶養控除の廃止で年間10万〜15万の負担増になってるって言うからトントンか負担増、パートで働く人も社会保険加入の適用拡大が2024年から開始されるし、配偶者控除の廃止の話も出てるし・・・

(すでに収入によっては児童手当も配偶者控除も適用外の人もいます)

ponikox.hatenablog.com

 

人ひとりの生涯納税額は5千万円とも言われます。

生涯「税金」はいくら払うか | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

将来5千万納税する予定の人を育ててる割に、最低限生活に必要な費用に関する控除はなく、支援も薄く、受益者負担という名の下に無償化どころか、どんどん持ってかれる義務教育。

学校は学校で全員から徴収して公平とは言えない配分をするシステム。学校の先生も持ち出しで疲弊して、教員不足が起きている。

 

教育には、もっと公費をかけても充分ペイすると思うんですけどね。

(むしろ先細りを少しでも防ぎたいなら、将来の納税者を増やすための施策を打つべきだし、貧困が連鎖し続け拡大すると福祉や治安に対する支出が増えつづけ、いずれどの支援も限界を迎えるのでは?)

貧困と生活保護(5) 子どもの貧困は何をもたらすか | ヨミドクター(読売新聞)

 

給料はあがらない、控除は廃止、税金は上がる、保険料も上がる、物価も上がる、保育所入れず、地域にも学校にも無償で貢献しろ、寄付しろ、学校にかかる費用は受益者負担、学校だけで使ったものも最後に渡すからそれも受益者負担、稼いだら所得制限で手当てや補助は切るね、親の介護もよろしく、老後資金は自分たちで何とかして、てかたぶん担い手もいないだろうからそのつもりで・・。

 

もう、「子どもはこれ以上やめておこう」「無理だ」って、

そりゃ・・なりますよね〜!

 

子育て支援に力を入れてる明石市なんて税収増えたらしいわよ!

 

もう先細りは見えてるんだから、人口増、結果、税収増に向かうような施策を打たないと一億総貧乏、支えきれずに「みんな苦しいから…ごめん」となってしまう未来しかない気がするですけどねぇ。(考えすぎですかね?)

 

つらいな

悲しくなってきた

 

まぁ、とりあえず、今回調査した結果をまとめて市教委に送ってみようと思います。

出さなくても動き始めてくれてるかもしんないけどね。

 

☆学校徴収金に関心を持つ方にはコチラの2冊がおススメ!

 

 

ではでは。

ぽにこ

 

[PR]

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

[PR]

「社会を明るくする運動」作文対策、中学生におすすめの本。

こんにちは、ぽにこです。

 

息子、中学生になってはじめての夏休みです。

中学の夏休みの課題で、法務省の「社会を明るくする運動」の作文が出ました。

法務省:第72回“社会を明るくする運動”~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~

 

子の中学の夏休みの宿題は、

が基本で、夏休み明けに試験があるため、

  • 各教科のノートまとめ
  • 各教科の夏休み前からの課題で終わっていないもの

があります。

 

今日はその中の「社会を明るくする運動」作文についてです。

 

とても大切なテーマだと思いますが、中学生になったばかりの息子にはちょっと(いやかなり)難しいテーマです。

また要綱に、作文として取り組むにあたり、「日常の家庭生活や学校生活の中で体験したことを基に」考えるとありますが、なかなか切り口としても難しいと思いました。

 

好きなアニメやゲームの小ネタYouTubeとか見て、転げ笑いしているような中学生ですよ?

 

↑およそ社会課題とは縁遠い、仮想ワールドの住人。

 

彼の日常世界から、いきなりこの作文に入るのは、相当なハードモードです。

 

そこで、その背景や実態を知る手がかりにと、家にあった本をいくつか提案してみたので、今回はその本の紹介です。

 

まずは本を読んでみて、今現在起きている事件やニュースも話題にしながら、理解や考えを深めていけたらと思っています。

 

当ブログはアフリエイト広告を利用しています

[PR]

社会を明るくする運動とは

法務省が主唱の運動で、犯罪や非行のない明るい地域社会を築くための全国的な運動で、その一環で今回の作文コンテストがあります。

■“社会を明るくする運動”とは?
 “社会を明るくする運動”~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。令和4年で72回目を迎えます。

■地域のチカラが犯罪や非行を防ぐ
 テレビや新聞では、毎日のように事件(犯罪)のニュースが報道されていますが、安全で安心な暮らしはすべての人の望みです。犯罪や非行をなくすためには、どうすればよいのでしょうか。取締りを強化して、罪を犯した人を処罰することも必要なことです。しかし、立ち直ろうと決意した人を社会で受け入れていくことや、犯罪や非行をする人を生み出さない家庭や地域づくりをすることもまた、とても大切なことです。
 立ち直りを支える家庭や地域をつくる。そのためには、一部の人たちだけでなく、地域のすべての人たちがそれぞれの立場で関わっていく必要があります。“社会を明るくする運動”では、犯罪や非行のない地域をつくるために、一人ひとりが考え、参加するきっかけをつくることを目指しています。

■あなたもできることから始めてみませんか
 “社会を明るくする運動”では、街頭広報、ポスターの掲出、新聞やテレビ等の広報活動に加えて、だれでも参加できるさまざまな催しを行っています。イベントに参加したり、このホームページを見たりしたことなどをきっかけにして、犯罪や非行のない安全で安心な暮らしをかなえるためいま何が求められているのか、そして、自分には何ができるのかを、みなさんで考えてみませんか。

 

おすすめ本①「貧困を考えよう」

まず1冊目は、岩波ジュニア新書の「貧困を考えよう/生田武志」です。

はじまりは、1999年に起きた池袋無差別殺傷事件の造田博(ぞうだ ひろし)死刑囚と、同じく1999年に麒麟を結成した田村裕(たむら ひろし)、二人の「ひろし」の話から始まります。 

 

 

親が子供を放棄して家を出てしまったという点で、造田博と田村裕という「二人のひろし」は共通している。そしてどちらも同じ1993年のことだ。

(中略)

造田博の場合、近所の人も学校も行政も手をさしのべることができなかった。田村裕は高校を卒業してお笑い芸人になり、一方造田博は高校を中退して、自分がやりたかった仕事をできず、職業を転々としつづけた。

1999年、田村裕は川島とコンビを組んで「麒麟」を結成し、造田博は無差別殺傷事件を起こした。2007年、田村裕の書いた「ホームレス中学生」はベストセラーになり、造田博は死刑が確定した。

 

この二人のひろしの生い立ちや周りとの関係性などを共通点と分岐点を考察しつつ、著者の関わる支援活動で出会う人々、支援者との話、様々なケース・データを通して貧困の実態や原因・課題について理解を深める、また考えるための「はじめの本」として適しているんじゃないかなと思います。

 

おすすめ本②「反省すると犯罪者になります」

2冊目は、岡本茂樹さんの「反省をすると犯罪者になります」(新潮社)です。

 

 

インパクトのあるタイトルですが、この本は「だから反省させてはいけない」ということではありません。

 

著者は大学で教員をしながら学生相談を兼務していました。

そこでたくさんの問題を抱えた学生のケースに遭遇し向き合ってきました。そういった経緯から、刑務所の受刑者の更生を支援する活動へと移っていきます。

 

実際に刑務所で受刑者の更生を支援する教育やカウンセリングを行いながら、見えてきたものは、どういったものだったのか、わたしたちが考えなければならないことは何か、問いかけます。

彼ら(刑務所にいる犯罪者)には本当はどのような支援が必要なのか・・・?

 

受刑者の支援をするなかで、受刑者の心の問題は、社会にいる私たちの心の問題とも無縁ではないことに気づきました。むしろ受刑者のことを知ることは、彼らの問題行動が殺人や覚せい剤といった極端な形で現れているだけに、私たちの身の回りで起きる心の問題をクリアーにしてくれます。

私たちが日常的に行っている「しつけ」や「教育」が、実は子供や若者たちを犯罪者にしている側面があるのです。

 

どちらかというと大人が読む本(子育ての参考本としても)ですが、中学生くらいなら充分読め、参考になると思います。

 

彼らの育ってきた過酷な環境、彼らが持ち得なかったもの、そこを生き抜くために形成されてきた思考、本能。

 

息子は、「パパに読ませたい!特に4章!」って言ってます・・。

親はいろいろと考えさせられてしまう本です。

 

おすすめ本③「子どもが増えた!」明石市人口増・税収増の自治体経営

3冊目は、自治体経営、まちづくりの話なので一見関係なさそうに見えますよね。

だけど、安全とわたしたちの生活は常に隣り合わせにあり、先に紹介した本にも書かれているように犯罪を未然に防ぐにも、犯罪者の更生にも、教育・支援、社会の環境、人々の意識というのは、とても密接に関わっているようです。

 

この本は、生活困窮者支援の湯浅誠明石市長の泉房穂を中心に、エコノミストの藻谷浩介氏、元厚労相事務次官村木厚子氏、元三鷹市長の清原慶子氏、元三重県知事の北川正恭氏、さかなクンとの対話を通して、地域のさまざまな課題や施策についてデータや実践結果を用いながら語っていく形式です。

村木:社会全体で犯罪はどんどん減っていますが、再犯率は全然落ちない。原因は釈放されても結局犯罪に追い込まれたときと環境が変わっていないからです。

(中略)

ショックだったのは、検事から「僕たちは正月前が忙しい。」と聞かされたときです。正月を拘置所で過ごしたい人が多いからと。あれは衝撃でした。

そのときに、障害分野でやってこられた方の言葉も思い出しました。知的障害の子たちが「自分に一番やさしくしてくれるのはヤクザのお兄さんだ」ということはよくあるんだ、と。

日本の福祉は、ヤクザと風俗と刑務所に負けていると言われて、やっぱり情けないな、これは変だよな、と感じました。

それがようやく再犯防止に光が当たり、特に地域がどう受け止めるかというのが大きなテーマになってきました。

 

明石市には刑務所があり、行政や制度として、また民間の力もいれて更生者支援にも取り組んでいて、目指すもの、民意を形成していく必要性・実践、難しさなど、また違う視点を得るヒントになるのではないかと思います。

 

 

いやー、実践に落としていくのって、難しいよね。すごい。

 

おすすめ本④15歳のテロリスト

4冊目はミステリー小説、15歳のテロリスト/松村 涼哉/KADOKAWAです。

「すべて、吹き飛んでしまえ」

突然の犯行予告のあとに起きた新宿駅爆破事件。容疑者は渡辺篤人。たった15歳の少年の犯行は、世間を震撼させた。

少年犯罪を追う記者・安藤は、渡辺篤人を知っていた。かつて少年犯罪被害者の買いで出会った孤独な少年。何が、彼を凶行に駆り立てたのか?

進展しない操作を傍目に、安藤は行方をくらませた少年の足取りを追う。

事件の裏に隠された驚愕の真実に安藤が辿り着いたとき、15歳のテロリストの最後の闘いが始まろうとしていたーーー。

 

 

少年犯罪被害者である主人公、犯罪加害者の家族、記者、少年犯罪の厳罰化が必要と訴える議員、物語としてそれぞれの立場、境遇、思いが描かれた小説です。

 

タイトルほど内容はキツくなく、エグさの心配はありません。

15歳、被害者家族としての悲しさ、寂しさ、怒り、激しい葛藤。

加害者家族の悲しみ、絶望、恐怖、受忍。

 

 

心理や背景、さまざま関わる人たちの思い、思惑などを物語を通して擬似体験し、想像してみるのに良いかと思います。

 

おすすめ本⑤「両手にトカレフ

5冊目は「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」のフレディみかこさんの小説、「両手にトカレフ」です。

 

 

日々の食べ物に困るほどに暮らしは苦しく、弟の面倒を見ながら学校に通う主人公ミアは14歳。薬と男に溺れ、自立できない母親、いやでも目に入るクラスメイトとの違い、”自分はまだ子どもである“というどうしようもない現実、絶望と諦め。

ある日、空腹を抱え入った図書館で手にした、日本に住んでいた女性(フミコ)が100年くらい前に書いた自伝。

住んでいる場所も、時代も違うけれど、彼女たちに訪れる危険や不安、子どもにはどうしようもない過酷な、どこか似た境遇に共振する。

 

イギリスに今いるミア、100年前に日本から朝鮮に渡ったフミコ。

ミアの現実(リアル)と、本の中のフミコと、行ったり来たりしながら物語は進んでいきます。

 

 

スマホやインスタ、音楽、友達など今のイギリスのティーンエイジャーの生活、階級社会、貧困、絶望と諦めの中でたくましく生きる14歳のミアの視点で綴られた物語は、年齢的にも感覚的にも、入りやすいのではないかと思います。

 

本人の努力だけではどうすることもできない環境に置かれた場合、その環境はいかに過酷で残酷か、少し理解を助ける1冊になりそうです。

 

【追加】おすすめ本番外編「15歳からの社会保障

当記事の目的からは離れてしまうかもしれませんが、社会保障制度について学べる本です。

 

「様々な困ったことが起きた」という10個のショートストーリーに合わせて、利用できる様々な社会保障制度が紹介されています。

中学生ぐらいだと、リアリティをもって生活を送っている子は少ないだろうし、実感としてイメージしにくかったり、必要に迫られてないから調べようとも、知ろうともしないのがほとんどだと思います。

 

この本は、いたってありがちな日常生活を送る中で起こる事柄の小さなお話仕立てになっているので、読みやすくイメージもしやすい造りになっています。

今すぐには役に立つことはなかったとしても、この先、役に立つ時がくるかもしれない。そんな時のために、是非是非、子どもに読ませておきたい1冊、家に置いておきたい1冊です。

今はピンとこないままザッと読むだけであっても、将来困った時や、困っている友達を知った時、助けになるといいな、と思います。

 

おすすめ迷い本「闇金のウシジマくん」

有名な漫画です。

 

 

作者は真鍋昌平さんで、山田孝之さん主演でドラマ化・映画化もされています。

Amazon primeにもあります。

ドラマだと漫画よりは過激すぎない描写です。

 

人間のどうしようもない面や、構造的な問題、さまざま絡み合った関係、貧困、犯罪、構造に落ちていく様やそこから立ち上がる難しさなどが、闇金融業を生業とする主人公のウシジマくんを通して赤裸々に描かれています。

人や社会の辛く恐い部分を少し垣間見たような気になれる、漫画とはいえ実態に迫る内容なので、よりリアルに感じる事ができる本だと思います。

 

ただ、描写が生々しくエグい部分もあるので、中1に適当かと言われると…微妙です。

暴力的なシーンや性的なシーンもたくさん出てきますので、注意が必要です。

 

ちなみにウチの子は「エグい」と言って挫折しています。

まだ早かったのかもしれません・・・。

 

おわりに

以上、割と穏やかに「犯罪や非行の防止や更生」についての実情や背景、課題や実践を知ることができる本の紹介でした。(闇金のウシジマくん除く)

 

この手の本って、けっこう心エグられるようなものも多くあります。

リアルに迫ることによって明らかにするという側面はあるにせよ、やっぱり中学生には刺激が強すぎるとかキツいかな〜?と思う内容もあったりします。

 

そんな中で、上にあげた本(闇金のウシジマくん除く←)は、比較的穏やかでありつつ、必要な点については描かれているんじゃないかと思い、提案してみました。

 

 

それにしても今時の中学生、扱う内容がスゴいですね・・・。

他にも、経済と環境についてのプレゼン資料の作成とか、私の中学生時代をおぼろげながら思い出しても、もう、なんか全然違うんですけど・・。

 

作文の出来はさておき、題材としてはとてもいいと思いますし、関心を持ち、考えるキッカケになるのもいいと思いました。ただ、にわかには出来ないような内容です。むずかしい・・・。

 

今回の課題が判明してから、読んでいた本を中断して提案した本を読み始め、ラスト1冊まできました。私も追いかけて読み直しです。

 

子も読みながらアレやこれや思ったことや疑問に感じたことを話しかけてきたり聞いてきたりするので、私もできるだけ話題にするようにして、感じたことや考えたことをまとめる手助けが出来たらなぁと思います。

 

最初この宿題を知った時は取り扱うテーマとして、だいぶ重いな、と感じました。

でも、いいキッカケでもあるとも思いました。

読み終わってからまた世の中を見ると、少し違って見えるかもしれません。

こうして徐々に点がつながっていくのかな、と感じています。

 

作文としてまとめるのは・・・もう少し先になりそうです。

 

↓過去の優秀作品が掲載されています。

法務省:第71回“社会を明るくする運動”~犯罪や非行を防止し,立ち直りを支える地域のチカラ~作文コンテスト結果発表

 

ではでは。

ぽにこ

 

[PR]

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

[PR]

[PR]

AmazonワイヤレスイヤホンEchoBuds(エコーバッズ)iPhoneとFire TV Stickに接続する。

当ブログはアフリエイト広告を利用しています

 

こんにちは、ぽにこです。

 

先日のAmazonプライムデーで「echoBuds(エコーバッズ)」を購入しました!!

[PR]

 

ある日突然iPhoneが壊れて(電源つかなくなった)、泣く泣く新しいのにしたんですが、イヤホンジャックが変わってて、今までのイヤホンが使えなくなってしまいました。

 

しかも今はイヤホン、付属してこないんですね。

ワイヤレスが主流になってきているってことでしょうか。

 

私のライフスタイル的に

  • そんなに頻繁にイヤホンを使用することはなく、
  • ものすごく音質にこだわりがあるわけでもなく、
  • 時々使う

程度なんですが、イヤホンジャックアダプターを買うか、イヤホンを買い直すか、どうしようかな〜とぼんやり思っているところでした。

 

また、家でAmazonプライムなどを観ることが多いのですが、うちのEcho Dot(エコードット)、体力なくてですね、動画見てても音楽聴いてても、すぐブチっと切れるんです。

 

あと”突然のゆっくりボイス化“も困ったもんだよね!

あれはウケる

 

当時は色々調べて対策したりしましたが、これといった解決には至らず、もう放置。

あ、アレクサ切れた?

アレクサ死す!

 

で、新しいの導入するかな〜って眺めてたところ、EchoBuds見つけてお試しに買ってみることにしたってわけです。

 

今日は主に

  • Echo BudsとiPhoneの接続の仕方
  • Echo BudsとFire TV Stickの接続の仕方
  • Echo BudsとFire TV Stickの接続の落とし穴
  • EchoBudsとFireTV Stick接続時の音量調節の設定

についてです。

 

 

[PR]

Echobuds到着

予定より早く到着しました。

 

さっそく開封

f:id:ponikox:20220716164527j:image

 

↓これがイヤホンと充電器ケース。
f:id:ponikox:20220716164614j:image

 

↓充電ケースの下の厚紙の下に充電ケーブルとイヤホン
f:id:ponikox:20220716164622j:image

 

蓋を開けてみたところ。

思ったよりカワゆす!

はじめまして!

f:id:ponikox:20220716164617j:image

では早速iPhoneと接続していきまーす。

 

iPhoneと接続の仕方

各デバイスとの接続の大まかな流れは下の図のようになります。

  1. アレクサアプリをインストールして、アプリの指示に従って設定
  2. Echobudsの後ろにあるボタンを押してペアリング準備
  3. ペアリングしたい機器の設定からBluetooth→ON→ペアリング開始
  4. 接続完了

では、具体的にやってみます!

 

iPhoneにアレクサアプリをダウンロード

アレクサアプリを持っていない場合は、アプリをゲットしてください。

Amazon Alexa
開発元:AMZN Mobile LLC
無料
posted withアプリーチ
「アカウント設定等」をします。
 
次はiPhoneとEchoBudsを接続する作業です。
 
②EchoBudsの充電ケース裏側のボタンを押す

まずはイヤホン側から。

充電ケースの裏側にあるボタンを3秒間長押しします。



充電の差し込み口の右側にあるボタンです。

 

このボタンを3秒間長押しするとランプが黄色→青色になり点滅します。

※ふたを閉めるとリセットされるのでもう一度操作します。

※長時間作業がない場合も自動で終了します。

 

青色点滅になったら、ペアリングの準備できたってことだよ

※ペアリングとは、Bluetoothで機器と機器を繋げることです。

 

次はiPhoneの操作です。

 

iPhoneBluetoothをONにする

iPhoneの設定画面から、BluetoothをONにします。

 

イヤホンとペアリングが可能状態になっていると、自動で検出されます。

「EchoBuds」が検出されたらそれを選びます(タップ)。

※充電ケースのランプが青点滅してることを確認

 

↓接続できました。

※Echo Budsが「接続済み」になっています。

 

ちなみにですが、一度接続すると記憶されるので、再接続したい場合は「EchoBuds」の部分をタップ、接続解除したい場合は「i」ボタンを押すと解除できる画面が現れます。

※接続を解除したい場合は、「接続済み」右側の ”i“ ボタンを押すと解除できる画面に切り替わります。

 

ファイヤースティックと接続

次は、テレビで見ているファイヤースティックと接続します。

 

① ファイヤースティックを起動して、ペアリング準備を

設定」→

コントローラーとBluetoothバイス」→

その他のBluetoothバイス」と進めておきます。

 

設定(歯車のマーク)↓

 

↓コントローラーとBluetoothバイス

 

↓その他のBluetoothバイス

 

② Echo Budsをペアリング可能状態に

先ほどのiPhoneと同じです。

充電ケースの裏側にあるボタンを3秒長押します。

 

正面のランプが黄色→青色点滅=ペアリング待機状態です。

 

③ 自動検出を待ち、接続

自動検出を開始し、ファイヤースティックがEchoButsを認識すると表示されるので選択したら完了です。

先ほどのアイフォンの時に比べると、ファイヤースティックとのペアリングは少し時間がかかりましたが、無事接続できました。

 

※Echo Budsのフタが閉まってしまうとペアリングが中断されてしまうようです。

※フタを開けても再開しない場合は、ファイヤースティックの「その他Bluetoothバイス」を選択し直し、Echo Budsのボタン長押しからやり直してみます。

 

[PR]

 

Echo BudsとFire TV Stick思わぬ落とし穴

さっそくFire TV Stick経由でYouTubeを見てみることにしました。

 

・・・

う、うるせぇっ!!!

 

もう、死亡レベルな音量です。過労死する人(女性)のイラスト

 

音量調整を様々試みるも、まったく効かず、調べてみると・・

 

Firestickの音量調節付きリモコンなら対応できるかもですが、私の持ってるタイプ(古い)だとできない模様・・・

ぐぬぬ・・・

www.kimanagu.com

 

ダメじゃーん!!

 

もう、とほほ、です。

 

FireTVStickの世代によっては、Amazonのワイヤレスイヤホン(EchoBuds)に繋いでも、音量調節が効かないとのことで、とてもガッカリしていたのですが、もうマジありがたいコメントをいただきまして↓↓

初コメント失礼致します。 この度サマーセールにてEchobudsを購入したのですが、firestickとの接続方法が難しく当ブログに辿り着き、無事解決致しました。ありがとうございました。 また既にご存知でしたら申し訳ないのですが、 携帯にechobudsを接続→アレクサアプリ→タップ操作→トリプルタップにて音量調整を割り振り可 この設定をしたあとであれば、トリプルタップにて音量調整可能でした!(当方androidのため、アプリに相違がある場合はすみません。) ご参考になればと思い、コメント失礼致しました。

 

で、できたぁ〜!!

コメントで教えてもらっておいてなんですが、Fire TV StickとEcho Budsを繋げる場合の音量調整の方法について詳細追記します!

神?

神降臨!

 

Fire TV StickとEchoBuds接続時の音量調節をする方法

教えていただいた方法は、”iPhoneとEchoBudsをBluetooth接続し、アレクサアプリでタップ操作の設定を音量調節に“しておけば、FireTVStickに接続した時に音量調節が可能になります。

ワイヤレスイヤホンは耳に装着した状態でイヤホンを叩くことによって操作ができるんだね!

 

以下、アレクサアプリの設定手順です。

EchoBudsとiPhoneBluetooth接続しておきます。

 

①アレクサアプリを開き、”デバイスの設定“を選ぶ

②EchoBudsを選ぶ

 

③カスタマイズの”タップ操作“を選ぶ

 

④カスタマイズ可能な操作の”トリプルタップ“を選ぶ

 

⑤”左“を選択する(もちろん右からやってもOK)

 

⑥左側イヤホンのトリプルタップのもともとの操作設定が「前の曲」になっているので、「音量を上げる」を選ぶ

左側イヤホンを音量を下げるにしたければそれを選択してね。
どっち側のイヤホンにどの操作を設定したいかはお好みで。

 

 

⑦反対側のイヤホンも同じように設定していく

「カスタマイズのトリプルタップ」→「右」→「音量を下げる」

 

⑧設定完了!

この設定をしなければ、大爆音で聞くはめになりますが、設定をしておくとイヤホンをタップすることで音量の調節ができるようになります。

 

おわりに

いや〜、なんだかんだ快適快適。

 

私は片耳だけ使用することが多いのですが、特に問題なく快適に使用しております。じゅうぶんじゅうぶん。

 

音質とか特別なコダワリがもともとない(というより分からない)ので、特別な高級品である必要も感じず、自宅で使う場面が多く想定されたので、より便利だろうと思えたAmazonのEchoBudsを選びました。

音質には詳しくないけど、なんにも不満感じない!

 

今までは付属している有線のイヤホンしか使ってこなかったんですけど、ワイヤレス、楽ですねー。

携帯を置いたまま移動してもBluetoothの届く範囲内だったら音楽やVoicyをそのまま聞ける。ちょっとトイレ行くとか、飲み物取りに行くとか。

 

Bluetoothの有効範囲はだいたい10mくらいみたいね!

 

以下、AmazonのEchoBudsについて思った点デス。

  • 片耳だけでもOK
  • イヤホンを外すと、音楽や動画が自動で停止する
  • イヤホンに音量調節機能がないので、iPhoneやPC、タブレットで調整する
  • FireTVStickの音量を調節したい場合は、あらかじめアレクサアプリでトリプルタップの設定を変更すればOK

 

最初につまづいた、

  • テレビでファイヤースティックに接続した時の音量調節ができない

という点は、

  • アレクサアプリで操作のカスタマイズをしておく(3タップの前の曲・次の曲の操作設定を音量調節上げる・下げるに設定を変える)

で解決です。

 

アレクサアプリで設定せずにFireTV Stick経由でビデオやYouTubeを見ようとすると、もう、音量が死亡レベルにデカいというのは、ちょっと改善してほしい、デフォとして。

 

ブログを読んでくれた方に教えてもらって解決したよ!
本当にありがとう!!

もう右側のイヤホン、トントントンって3回タップすれば音量バッチリだね!

 

うち、静かな場所じゃないんで、テレビの音量大きくしてても聞こえなかったりするんですよね。だからスピーカーは必須。一人の時はワイヤレスイヤホン、使えるのですごく便利。

→Fire TV StickとEchoBudsを繋げることができて、マジ快適!

 

Fire TV Stickも新しいのに更新したら、もっと快適になるかな〜

Wi-Fiの更新もそろそろ検討して?

 

 

ではでは。

ぽにこ

 

[PR]

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

ponikox.hatenablog.com

[PR]

プライバシーポリシー お問い合わせ