ぽにろぐ

パート主婦/中2ゲーム男子の母/ 夢は家族みんなが幸せでお金に困らない生活を送れること/おキャンプ研究部所属。PTAには入らない派。学校徴収金研究室。

小学校6年間、PTAには入らなかった。そして中学でもPTAには入らないことにした。

こんにちは、ぽにこです。

 

*****

 

息子がひとり、公立の小学校に通っています。

現在、小学6年生です。

小学校では6年間、PTAには入っていません。

来年度に入学する中学校でも、PTAには入らないことにしました。

 

今日はPTAに入らなかった今までの話と、中学入学前にPTAには入らないと決めて中学校に問い合わせした時なんかの話です。

 

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小学校でPTAに入らないと決めた時

わたしは息子が幼稚園のころ、クジでPTA会長になったのをキッカケに、PTAについての疑問や課題を調べたりするようになりました。

 

怒涛のように押し寄せる行事や運営の仕事、いろんな保護者に対応したり話を聞くうちに、次第に「この仕組み自体がおかしいんじゃないか」と思い始めました。

 

(こどもを幼稚園に預けている間は、空いている保育室で話し合いや作業、時には出向いて会議や行事に出席、降園後は方々から問い合わせや相談でマジあり得ない忙しさだったし、トラブルもあってずいぶんメンタル削られた。)

 

ただ、長い期間をかけて、あらゆる事柄や方面と絡み合っていることや、母親に対する固定観念が深く染み付いていて、互いに縛りあい、監視しあっているような構図もあり、簡単な話じゃないとも思いました。

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他にも、一部の人に苦しい構造であってもPTAのためなら必要悪だとすら思っている人がいること、やめることも変えることも恐れる人が少なからずいること、必ずしもそれらから、全ての人が離れたいと思っていないこと、それでも、ほとんどの人が関心などないのが現実で、根こそぎ組み込んでいる構造などに深い闇を感じました。

 

でも、わたしは、そういう世界にはいたくないし、そういう世界を支持しません。

PTA活動に関心をもって、関わりたい人が主体的に活動されることは否定しません。

が、入るか入らないかも聞く必要すらないと思っている(としか思えない)、放漫な姿勢は大嫌いです。

 

 

PTAに入らなくていいのはまぎれもない事実。

※PTAとは、教職員と保護者で構成される社会教育団体。

※国民はPTAに入るも入らないも、本人の自由意志によって決められることは、日本国憲法第21条「結社の自由」により保障されている。

 

PTA活動を必要だと思う人がいて別にそれ自体は否定しない。その辺あらゆる団体・組織に対して在り方の適正を求めていくほどヒマでもない。

でも一方で声をあげられず苦しんでいる人もいて、その原因になっている構造には強く不審を感じるし、なにより、それが学校で繰り広げられているのは、許しがたい。

 

そして私の最良の選択は、「PTAに入らないこと」だと思うに至りました。

「PTA」に入らなければ、「全員」ではなくなる。「入っていない人もいる」という事実ができる。「入らなくてもいいんだ」っていう道ができる。「みなさんやってます」という言い訳ができなくなる。少なくとも私から見える景色は。

そう考え、決めたのは、息子が幼稚園年長の時の6月です。今から6年前の話です。

 

学校へ入学すると自動的に入会するようになっている罠

そもそも、どうしてそうなってしまっているのか?

それは、入学と同時に自動的に入会する(入らなければならないものと思ってしまう)仕組みになっているからです。

  • 入るか入らないかを聞きもしない。
  • 学校の説明会でPTAの説明をはさみ、「さも必ず入らないといけないもの」と思うお膳立てがある
  • 学用品(校納品)と合わせて集金がある

 

全ての元凶はここだと思っています。

 

入るも入らないも自由であるはずの団体に、意思も確認することすらせず、全員を会員とし、金銭的にも労力的にも、くまなく提供を求められる。

「全ては子どもたちのため」

「子どもの通う学校のため」

子どもをおもう保護者の気持ちを利用した、誠意のないふるまいだと思います。

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部活動の顧問問題もそう。

「子どものため」と言って、先生たちは勤務時間後も土日も駆り出される。ほんのわずかな手当てで。

 

そして迎えた小学校入学説明会

PTAには入るまいと心に決めつつ、迎えた小学校の入学説明会。

 

学校の入学にあたりの数々の説明の中に、当たり前のように鎮座しているPTA説明。

PTAからの説明は、「PTA会費の納入の仕方」のみでした。

「今年から口座振替となりました。配布した振替用紙を銀行に持参し、手続きをお願いします。その銀行に口座お持ちの方は手数料が安くなります。手続時の控えを忘れずに○月○日に提出してください。」

 

・・手数料の話より、話すことないんか?(銀行の回し者か?)

(この後、経緯はわかりませんが、振替ができなかった模様で、結局毎年現金で集金していました)

 

この、足りなすぎる説明と、入るのが当たり前とされている仕組み、同時に配られた威圧的な役員募集プリント。入る理由がありません。

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私は新学期最初の連絡帳に、

「PTAには入りませんので、PTA関連の提出物は出しません。よろしくお願いいたします。」

と書いて出しました。

 

先生からは、「承知しました」と返ってきました。

だって、入らなくていいのは動かしようのない事実ですから。

 

PTAに入らないと、どんな不利益があるのか?

毎年新学期に連絡帳に書かなくてはいけない手間はありましたが、こうして6年間、PTAには入らずに通しました。

 

特段、なんの問題もなく過ごしていますが、「は?」と思うことがないわけでもないです。

こういうことがあると、結局、「入らなければならないもの」と思わせているのと同義です。考え直してもらいたいものです。

 

卒業記念品、実費払え問題

先日、教頭先生から電話がありました。

「毎年、卒業記念品をPTAから贈呈しているんですが、PTAには入っていないということで・・、卒業記念品代を別にお支払いいただければ息子くんにも配布できるんですが・・いかがいたしましょうかぁ・・?」

 

でた。

卒業記念品問題。

 

一応息子の意向も確認したいと、いったん保留にさせていただきましたが、息子と話し合った結果、「要らない」という結論に至りました。

 

のちの電話で、お伝えしたところ、

「・・・それは・・息子さんにだけ配られないということを・・息子さんはご存知でしょうか・・?」

「知ってますよ」

「・・・そ、そうですか・・承知しました〜・・。では・・PTAにはそのように伝えますぅ〜・・」

 

ろくでもない団体だな。

自分たちが配りたいっていう気持ちのために、不要なものに対して払えと言ってくるし、一人だけ配られないという状況を「学校」で作ってくる。

そういうところが圧力になっているということに自覚がない。

もし、息子が、他の子と一緒じゃないと辛いタイプだったら?

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教頭も、私が払うことに期待してたみたいだけど、要らないと言われるとなすすべもない。実際にどう配るのか知らんけど。

 

教室で配るんじゃなくて、会員(親)を別に集めて親に配ったら?

学校行事の中でコレをやってることが問題なんです。

 

学校行事に必要なものなら、学校徴収金で集金すればいい。本当に必要なら。

それが、なぜ、他団体の寄贈品に対して、支払うか、団体に入るかの2択なのか?

 

「それでは○○クラブに所属している子どもにだけ、お祝いを配ります」とか、やらないでしょ?

「○○の会からお祝いのまんじゅうが届けられます。みなさんにお配りしますので、お支払いください」

 

↓その後の話。

ponikox.hatenablog.com

 

毎年、運動会で参加賞としてノートが配られる

PTAから毎年、運動会で「参加賞・○○小学校PTA」と「箔」が押されたノートが配られています。こちらは息子ももらって帰ってきていました。

手をつけず、袋に入ったまま保管しているのは、私の警戒心から。

 

なんでしょう?金額ですかね?

ノートはいいけど、記念品は実費請求。

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6年生だけ会費が高いということもないので、卒業記念品代は全体のPTA会費から出しているのだと思われますが、やっぱり気持ちの問題ですかね。知りませんけど。

 

私がPTAなら、少なくともそういうことをしなくて済む(子どもを巻き込まなくて済む)方法を模索しますけどね。

 

そういえば、学校の先生もPTA会費払ってるけど、その分はどこいっちゃったんですかね〜?毎年その先生の子どもに還元されてるんでしょうか?

おそらく学校の先生を介して配られますが、子どもによって配る、配らないとするなら、どんな気持ちでしょうか。

 

入学時にネームホルダーが配られた

不審者対策として、保護者が学校へ入るときには配布した名札(ただ紙に「○○小学校保護者」と印刷してカットしただけのやつ)の着用を求められます。

その際にその名札を入れるネームホルダーがPTAから入学時に配られました。

 

ネームホルダーもその辺に売っている普通のものです。

名札も1家庭1枚しか配られないので夫婦とか複数で学校に行くと、結局半分以上が名札をしていない状況で、何が不審者対策になっているのかよく分かりませんが、保護者の参加する行事の案内には「必ず着用」と書かれます。

(書かれているだけでノーチェックです。関所もありません)

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ネームホルダーも使わず保管していますが、私にとっての問題はその名札に「○○小学校PTA」と書かれていることでした。

 

わたしはPTAではありませんので、着用はしませんでしたし、折に触れて指摘してきました。

途中から名札の表示がやっと「PTA」から「保護者」へと変わりましたが、相変わらず学校は手紙に「PTA吊り下げ名札」と書いています。(何度言ってもわかんないみたい)

 

学校もPTA=保護者という思い込みがずいぶん激しいです。

なんなら、保護者のことを英語でPTAというくらいに思っているんだと思います。

 

知り合いは増えない。けど大した問題はない。

PTAを通じてクラスの同級生のお母さんたちと知り合いになったり、友達になったりするケースはまぁまぁあると思います。

お母さん同士の関係、いい面あり、悪い面あり、です。

 

わたしは、今となっては肩の力もだいぶ抜けてきていますが、入学時にPTAに入らないと決めたころなんて特に戦闘態勢ですから、実はそれまでのお母さん関係、全部絶ったんです。

ちょうど携帯も変えて、誰にも知らせませんでした。

 

自分の意思を貫くために、迷惑をかけちゃいけないと思う半分、接触を避ける意味もありました。(今となってはそこまでしなくても良かったのかもしれないけど、当時は遮断する必要があると思ったんですよね。何しろ複雑に感情が行き交う界隈ですから)

 

そのせいで、知り合いのお母さんに聞けばすぐ分かるようなことも分からなかったりすることもありましたが、本当に確認が必要なら学校へ直接聞けばいいし、逆に不必要な情報に惑わされることもなく、無駄な悩みもなくなり、お母さん情報がなくても、致命的なことになることは、ほぼないんだと学習しました。

 

なんだかなんだ、大したことじゃないことが多かったです。

 

PTAに入らないことによる利益

私は息子が幼稚園時に濃いPTAで散々身を削られた思いをしてきたので、PTAに入らないことによるメリットが大きすぎて、幸せを感じるぐらいです。

 

  • 役員の心配を全くしなくていい
  • 時間も気持ちもPTAに持って行かれないし、しがらみがなくなる
  • 上から目線の役員募集の手紙に任意の一文を入れることができた
  • 自分で考えて意思表示をする背中を見せることができた
  • ママ友皆無でトラブルなし。なにしろ毎日平和
  • 疑問点は直接学校へ。間違いない。

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役員の心配をしなくていい

会員でないから、当たり前です。

この点において、まったく心配はありません。他人事です。

でも、無駄なトラブルを避けるために学級懇談会へは1度も出席しませんでした。

学校での子どもの様子は、個人面談で聞くことができます。

来年度の中学校では出てみようと思っています。

 

時間も気持ちもPTAに持って行かれないし、しがらみがなくなる

やっぱりこれです。

実際の作業などとは別に、やれ不満だの愚痴だの、お母さん同士のトラブルだの、マウントとってくるやつへの対応だの、一切合切ないです(幸せ)。

私の場合、最初から入っていないので、変なしがらみもないです。

 

あの中で、角を立てずに波風立てずに泳ぎ切るには、何もしない以外にありませんが、やらなくても文句を言われ、やっても文句を言われ、できなくても言われ、できても何か言われます。

人の話が大好きな人や、口を出して指示したい人はどこにでもいますから、そんな人とは無理に付き合う必要はないと思います。

 

また、入っちゃうと付き合いや義理も生まれてしまうため、どんどん縛られてどうしようもなくなるのがオチです。

余計な糸に巻き取られないためにも、最初から入らないのが断然ラクなんです。

 

上から目線の役員募集の手紙に任意の一文を入れた

ずいぶんと上から目線の役員募集の手紙、配布される学校は多いと思います。

 

息子の通う学校のPTAも「例にたがわず」なんですが、その上から目線の内容の端っこに小さな文字で

「PTAは任意です。非加入の方は教頭までご連絡ください。」

っていう一文が入りました。

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上から目線で脅すような文面の中に。

経緯は知りませんが、加入しない意思表示をした翌年からなので、何らか、一石を投じられたのかなと思います。

 

全体として、ずいぶんと滑稽な手紙となっていますが、もしかしたら、息子が卒業したら、そこだけ削られるのかもしれません。

でもね、5年間、その文を入れていたからか、先日の学校アンケートに「入退会届けを作って欲しい」って書かれていました。

 

自分で考えて意思表示をする背中を見せることができた

やっぱり何だかんだ心配なので、時折息子に確認しています。

息子は、「自分の意見をビシっと学校に言えるの、すごいと思うし、かっこいい。」って言ってくれてます。

息子は私がPTAに入っていないことによる不利益を全く感じていないようですし、「俺は俺」と考えているようです。

これも息子の性質と、先生たちのある意味の配慮があるからかもしれません。

 

でも、今後、心境が変わることもあるかもしれません。

息子がどう感じ、どうしてほしいか、どうしたいかは大事にしたいです。

と同時に私の気持ちや考えも大事です。

 

私の気持ちと息子の気持ちに相違が出た時、うまくいく保証なんてないけれど、正面から受け止めるつもりでいます。

 

ママ友皆無でトラブルなし。なにしろ毎日平和

普段連絡を取り合うようなママ友はいません。

とはいえ、幼稚園時代の知り合いはけっこういるので、どこかで遭遇することはあります。会えば話をすることもあるけど、無駄に付き合うことも、ありません。

 

一言で言って、楽です。

お母さん同士で役割を担うと、うまいこといく例もあるけど、片方が疲弊したり、一部に負荷がいったり、愚痴の言い合いになったり、上下関係ができたりします。

 

そういうのも人間、というような捉え方をするような人ならいいですけど、私はメンドくさいのでそういうのは要らないです。

 

それと、私の気持ちが安定していて余裕があるので、家庭が平和です。

子どもなんて、どんどん大きくなっちゃいますから、毎日堪能してます。

 

疑問点は直接学校へ。間違いない。

先にも書きましたが、お母さん同士で繋がっていれば、情報が入ってくるとか相談できるというメリットはあると思います。でも、その分、要らないものまで入ってくるので、ここはお好みだと思います。

 

疑問があれば学校へ聞けばいいと思います。

推測で考えたり、その推測自体に時間をかけるのは、話の肴以外だったら無駄です。

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(↑この、確認なのか相談なのかコミュニケーションなのか分からないものをエンドレスでずっとやってたりする。)

学校へ聞けば解決するのに、噂話レベルで伝達しちゃったりするから、学校界隈には都市伝説的な神話のような話がいまだに多い。

 

疑問点は学校へ直接聞くのが、一番正確です。

 

入学予定の中学校の入学説明会資料が配られた

年が明け、中学の入学説明会の中止が決まり、代わりに資料のみが配布されました。

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その中の「校納金(学校納付金)」について、「PTA会費」と「後援会費」が含まれていました。また、口座振替となるため、銀行に行って手続きをしてこいと書いてあります。

さらに、最後に入っていたPTAからの「PTA会費についてのお知らせ」には、「会費の徴収をもって、PTA会員資格の取得となります」と書いてあります。(おまけに役員選出のアホらしい勝手なルールも載せています)

 

どういうことでしょう?

 

中学校に入学するにあたり、今月(2月)の指定日までに口座振替の手続きをして、控えを小学校に提出せよとあります。

 

これは・・いつ、PTAの説明や規約の提示をするんでしょう?

いやいや、日程的にも状況的にも考えにくいです。

 

つまり、

  • 中学校へ入学するにあたり、校納金の振替手続きをしなければならない
  • その中学校の校納金にPTA会費や後援会費が含まれている
  • 校納金の手続きをすれば、PTA会費も引き落とされる仕組みになっている
  • PTA会費が引き落とされたら、会員の資格を得てしまう

という流れです。

 

ここに、PTAへの入会の意思確認、後援会の支払い意思を確認するような案内は、一切見つけられません。そもそも後援会って何の後援会??後援会なのに実質強制?なんの説明もないけど??

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これが、PTAに入らないと最初に決めた6年後の現実です。

学校が学校外の団体の会費を集金するのに、おそらく委託契約を結んでいるはずです。(ここらへんは今確認中です)

仮に契約をしていると仮定したとして、

  • 入退会の自由を担保していると言い難い仕組みにしている(払わざるを得ない)こと
  • その上で会費の納入を持って会員の資格を得るとしていること(入会届はない)

を学校は認識した上で「慣習」の名の下に、この強引な方法を継続していることに強く疑念を持ちます。

 

多くのPTAは、集めた会費から学校への数々の寄贈を行なっています。

PTAから学校への寄贈は「真に任意であれば」禁止されてはおらず可能ですが、上記方法では、「強制的な割り当てで徴収している」と指摘されても仕方がない状況です。

(本来であれば公金で賄われるのが健全です)

 

中学校へ問い合わせた

説明会の資料を熟読し、すみずみまで確認し、必要な説明が全くされていないこと、仕組みがおかしいこと、それらから、おそらく適正なPTAとは言えないだろうと思いました。

夫や子どもにまたPTAに入らないかもしれないしれないことを伝え、彼らの意向も確認して同意を得てから、中学校へ電話しました。

 

「PTAへ入る予定がないのですが、口座の手続きはどのようにしたらいいでしょうか?それから、後援会というのはなんですか?」とシレッと聞きました。

 

最初事務の方に対応されましたが、内容を聞くと、すぐ教頭から折り返すことにになりました。

(ちなみにどこの学校もだいたい教頭がPTAの役職になっていることが多いかと思います。)

 

折り返してきた教頭からの返事は、

  • PTA会費は引き落としにならないように個別に対応させていただく
  • 後援会はOBが作っている組織で主に部活動の援助
  • 後援会についての説明が足らず(というか全くない)、申し訳ない

ということでした。

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この教頭先生は、PTAが任意であり、強制できないことをわかっていると感じました。

わかっててやっているのかもしれないし、わかっててもどうしようもないのかもしれない。

 

「そちらの中学ではPTAへの入会の意思確認は行わないのですか?」

「いただいた資料では必ず支払わなければならないように読めますが、個別に問い合わせしなければ、入学と同時に入会させ、支払わせるということですか?」

「今後きっと詳しい説明はあるんですよね?」

 

と重ねて質問を被せましたが、

「・・今までの慣例でして・・そのぉ・・検討をしなければならないと・・・申し訳ありません・・今の所は・・」

と、苦しい言葉だけが出てきます。

 

これ以上、話しをしても、この場で明快な回答がくるとは思えませんでした。

 

PTA会費と後援会費については、引き落としが6月であるため、入学後になんらか対処されることも可能です。

振替の手続きをしていたとしても、入学後に説明と入会の意思確認をする時間はあるということです。

 

また、PTAからの手紙にも、会費の徴収をもって「会員の資格を得る」と記載されています。資格を得るだけなら、会員になったとは言えないとも読めます。

(こういう、いやらしい分かりにくい文言を使うのは、PTAの常套手段ですから、信用はできませんが。)

 

そこらに少しの期待を持ちつつ、ひとまず、PTAにも後援会にも入らないことを伝え、手続きをお願いしました。

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その後どうされるのか、見ていきたいと思います。

 

この前、面白いの見つけました。

「校長・教頭・教育管理職試験問題集」の一部です↓

世の中、校長や教頭があれこれ理由つけて退会を留まらせるケースがあるようで、驚きとともにすごく残念に思います。学校の先生は「地方公務員」ですから、法に則り教育活動を行います。法令を知らないなんてありえません。

↓この本です。

 

おわりに

今までの経緯と決断と行動は、わたしと、息子と、それぞれの性格があったから、というのはあると思います。

親の一存で、ことが進められないことも、ままあると思います。

無理はしないでください。

私も、散々削られ、一員であった時期もあり、私の性格と子どもの性格と、環境があってこその今です。

地域性もあると思うので、私の例がそのままどんな人にも当てはまるとは思いません。

 

一番大切にすることはなんなのか?

私はお母さんが安心して暮らせることが一番大事だと思っています。

 

ただ、やっぱり私は、本人の意思を確認することなく学校という環境へ組み込むPTAの仕組み自体がおかしいと思うし、この仕組みによって追い詰められるお母さんがいるというのは、容認できないので行動します。

 

大義のためには個人の意思がないがしろにされるのは仕方のないことなんでしょうか?

 

PTA問題に限らず、日本の世の中全体が、母親に対して厳しく、しんどい思いをしているお母さんが多いです。子育てにおいても仕事においても。

お母さんをいじめて、誰が得をしているんでしょう?

それとも、誰かのはけ口なんでしょうか。日本の母親は。

 

なので私は省エネな方法ながら、一石を投じたく、PTAには入らない選択をしました。

全入会の根元をくずせば、不都合な部分について多少は是正せざるを得なくなるんじゃないかという希望を持って。(最悪、私に火の粉がかからなければいいです。私の第1のゴールはここです。)

 

以下は、6年前の私の体感ですが、ほとんどのお母さんが「おかしい」と感じていても、子どもが在学している間、声をあげずに耐えているのは、

  • 子どもが不安なく学校へ通えることを願って
  • 子どもが不利になるようなことにはならないように
  • 仕組みや構造をよく理解していない
  • 面倒ごとに巻き込まれたくない
  • 先生や周りによく思われたい
  • 喉元すぎれば熱さ忘れる

からです。

けっして、PTAを支持しているわけではないにも関わらず、結果、PTAを支えてしまっている面は否めません。

PTAは、自分たちの都合のいいように、これを意思と見なします。

 

PTAも、部活の問題も、先生たちの労働問題も、学校で一生懸命「権利の手放し方」を教えてるのかな?って思います。

 

わたしは自らにかかる火の粉を払う程度の最低限な方法ではありますが、

学校がPTAに依存することや、それに乗じて入学してくる子どもの保護者を本人の意思を確認することもなく組み込むこととを正当化するPTAに対して、私はNOと言います。

 

お母さんを追い詰めて、子どものためになるんでしょうか?

学校のためなら、お母さんを追い詰めていいんでしょうか?

なんでこんなことになってるの?この構造、おかしくない?

 

マジで親の気持ちを利用して、搾取すんのやめて欲しいわ〜

 

☆PTAについて、より理解を深めたい方にオススメ↓3冊☆

知識が助けてくれるよ!

 

 

 

ではでは。

ぽにこ

<追記>

中学に入学する前、上述の問い合わせをしたあと、この明らかにおかしい構造について調べ、情報公開請求や各部署問い合わせ等をし、教育委員会から「PTAは任意加入団体であり、学校の諸手続きには問題がある」と回答をもらい、1年後、中学校PTAは「入会届け」「会費徴収同意書」「個人情報取扱同意書」が配布されました。

この辺りの経緯についてはそのうち記事に書きたいと思います。

<追記2>
その後、さらに進化を遂げまして、
  • 「役員決め」のアンケートフォームでは、「入会予定の方のみ回答」とアナウンスが入り、誤解のないように配慮している。
  • 会費の教材費等と抱き合わせ徴収を廃止
  • 会費は入会希望者が案内の口座に各々振込む形式に

さらに来年度から、
  • PTAからの寄附の受け入れは、任意加入を周知していることを要件とする
  • 市内小中学校配当予算の増額決定!!!!
うぇーい!!

 

☆ ぽにこオススメの本↓↓ ☆

 

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