2022年10月からマイナンバー保険証の方が負担額が減るってよ。
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こんにちは、ぽにこです。
マイナンバーカードに健康保険証登録しました?
うち、まだなんですよ。
マイナンバーカードに「健康保険証」と「公金受取口座」を登録するとポイントがもらえるマイナポイント第2弾は、ポイントの申請期間は2023年2月末までです。
※マイナンバーカードをまだ所持していない場合は、マイナンバーカードを2022年12月末までに申請したものが対象となります。
昨年末にわたしの母の「マイナンバーカードが読み取れなくて困ってる!」っていう救助要請wを記事に書きました↓
格闘すること2時間、やっと読み取りをすることができて、「このスマホだとこうすると読み取りできる」ということを伝えることができました。
その後、母は自力で健康保険証と公金受け取りを登録したのですが、なんとマイナンバーカードの健康保険証を医療機関で使うと医療費が高くなるっていうじゃないですか。
導入を勧めたいのに、インセンティブ削るって。
なんという謎設計。
母は「もう歳だからこの先もっといろいろなことが出来なくなる。そうなる前にやっておかないと大変だからしかたない。」って。
・・・なんなんだろう?
なんなんだろうね!
そろそろマイナポイント第2弾の締め切りが近かったんじゃないかな〜?と思い出し、調べてみました。
マイナ保険証での受診が通常の保険証より高くなっていた
マイナンバー保険証に対応するシステムを導入している医療機関で受診した場合、追加負担額を受診者側が払う仕組みになっています。
少額ではあるのですが、マイナ保険証の推進を図りたいのに、マイナ保険証対応システムを導入した医療機関に負担額が発生して、さらにマイナ保険証を利用した方が高くなるって・・・
- マイナ保険証・・21円
- 通常の保険証・・9円
ちょっと(かなり)理解しがたいですよね。
そもそもこのシステムを導入されるための費用の負担を受診側が負担すべきものか?というのは置いておいても、このシステムを導入した医療機関だけこの費用は発生して、システムを導入していない医療機関にはこの負担額はないんです。
(つまり、今の時点ではこのシステムを導入していない医療機関で受診するのが一番いい状態)
なんつーか・・・。
「しばらく様子見だな」
と思っていましたが、そろそろポイント申請の締め切りが近づいてきたので改めて調べてみたら、厚労省はついこの間8月10日に見直しを発表したとのこと。
マイナ保険証での受診、10月から負担額下がるってよ
厚労省の発表によると10月受診分より、マイナ保険証のシステムを導入している医療機関での受診では、
- マイナ保険証で受診・・6円
- 通常の保険証で受診・・12円
となり、通常の保険証で受診した方が、追加負担額が多くなります。
マイナ保険証の方がおトクって思わせないとだよね〜
ただし、マイナ保険証のシステムを導入している医療機関での話です。
今のところ、マイナ保険証のシステムを導入していない医療機関では、そもそもこの負担額は発生しません。
(今までの保険証での受診となり、まったくもって今まで通りってことです)
マイナ保険証が使える医療機関は少ない
で、マイナ保険証が使えるシステムを導入している医療機関がどれだけあるのかというと、2割弱だそうです。
2割弱!!
ほとんどの医療機関が導入してないじゃん。
しかも、システム導入している医療機関だと高くなる状態になってるって、クソですかね??
ママ!言葉!言葉!
母がよく行く近所の薬局、システムの導入は済んでるけど、一度も使ったことがないって言ってたみたい。
さっきの2割弱というのも、実際に運用しているかっていうともっと少ないんでしょうね〜。
ちなみにシステムを導入している医療機関はこちら↓で確認できます。
いや、これ↑もね、エクセルですよ。
各都道府県別になってて、それぞれ何千件とかの医療機関がダラ〜〜〜っと書かれてる。
東京都6,800件とか、ウケるww
うちの親、エクセルでフィルターとか使えないですよ。
※記事の最後にエクセルのフィルターの使い方を載せています。
マイナ保険証、今後の動向
マイナ保険証に対応するシステムを導入した医療機関で受診すると、マイナ保険証を利用した方が負担額が高くなる謎制度を導入した厚生労働省ですが、多くの批判を受け、マイナ保険証利用の方が通常保険証利用より負担額を低く設定し直しました。
マイナ保険証の普及を進めるために、来年度中に医療機関への補助や、医療機関へのマイナ保険証システムの導入の義務化を目指す方針のようです。
システムの導入をしない医療機関には、保険診療をできなくする措置も検討されているということです。
マイナ保険証、窓口での追加負担引き下げ 反発受け修正: 日本経済新聞
2022年8月21日時点で、マイナ保険証登録件数は、18,607,837件だそうです。
桁をみ間違えたかと思いました。
1,800万件って。
ちな、総務省によると、日本の人口1億2千600万人に対して、マイナンバー交付枚数は5,800万件だそうで、そのうち健康保険証を登録しているのが1,800万件という状況です。
総人口の14%、1割ちょっと。
これじゃー、医療機関だって導入進まないっしょ。
おわりに
わたしの結論として、マイナポイント第2弾に申請しようと思います。
厚労省の目指す医療機関のマイナ保険証システム導入義務化がどこまで実現するのかは微妙だと思うのですが、
という点から、マイナンバーカードで健康保険証利用を申請して7,500ポイントいただこうと決定しました!ww
ついでに公金受け取り口座も。合わせて15,000ポイントです。
何買おうっかな〜??
ではでは。
ぽにこ
(おまけ)エクセルのフィルターのやり方
上記で書いた厚労省が出している、マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関リスト(都道府県別)はエクセルデータとPDFです。
自分の利用する医療機関がシステムを導入しているのかどうかを知りたい時、フィルターをかけると対象が絞られて見つけやすくなります。
この項目は、エクセルのフィルターのやり方がわからない人向けのおまけです。
エクセルの項目は、
です。
↓こんな感じ。
見た瞬間、うわってなるヤツです。
ここからある程度条件を入れて絞るのがフィルター機能です。
使えそうなのは、病院名・郵便番号・電話番号・住所あたりです。
例)東京都済生会中央病院が対応しているか知りたい。
①ダウンロードしたエクセルの「医療機関名称(漢字)」の列(この場合F)をクリックして選択します。
②エクセルのツールバーからフィルターのマークを選ぶ(選ぶと表に▼が表示される)。
※ツールバーに表示されていない場合は、タブの「データ」の中に「フィルター」というのがあるかと思います。
③表部分に表示された「▼」マークをクリックすると条件を入力できる「検索窓」が出るので、そこへキーワードとなる言葉を入力してEnter(Return)を押します。
同じように、電話番号でフィルターをかけたければ、最初の①の作業を「電話番号の列」である「H」をクリックに変えて、検索窓に電話番号を入れて抽出します。
※検索窓には基本的に入力されている通りに入力します。医療機関名称のカナは半角のカナで入力されているので半角カナでないと抽出されません。入力されている文字の一部、例えば上記の「済生会」や「○○市」「○○区」は検索可能です。
⑤フィルターを解除したい場合は、▼を押して出てくる検索窓の「フィルターのクリア」でも、ツールバーのすでに選ばれているフィルターマークを再クリックすることでも解除できます。
※機種やOSの違いにより表示は違います。
※当記事の画像ははMacのエクセルです。
--おまけ、以上--