こんにちは、ぽにこです。
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9月は最初の週が臨時休校になり、その後、我が家はオンラインを選択していました。
息子は、9月末に一度お試し登校をして、10月から通常登校しています。
今日は、オンラインだったこの1ヶ月を振り返ってみて感じたことなどをまとめてみます。
午後だけオンラインはなかなかツラい
9月に新学期が始まってから、数日の休校をはさんでオンラインと登校のハイブリッド授業が始まりました。
オンライン授業は、
というように、一瞬だけフルになりましたが、どんどん縮小していました。
専科の授業や教室外の授業はオフラインになるので、5,6時間目にあたると、実質1時間だけオンライン授業、帰りの会だけオンラインという日がけっこうありました。
オフラインの間は、完全自習で、毎日授業の進む予定を確認して、家庭でその日のスケジュールを決めます。
自力で教科書の内容をすすめたり、教科書ワークを併用したり、ときどき関連動画をYouTubeやNHK for schoolなどで探して見たりしていました。
とくに9月後半は、授業の予定が当日の朝にならないと出なかったので(出してくれるだけでもありがたいんですが)、出勤の日だとけっこうギリギリでぎゃーっと1日の課題を作成していて、毎日を転がるように過ごしていました。
午後からオンラインというのは、どうも締まりがなかったです。
家中のアラームをセットして、オンラインにはちゃんと出席できるようにしていましたが、午前中、どうしてもだらけてしまう・・。
課題が少なすぎると時間が余るし、多すぎると不満が溜まってしまいます。
ここの塩梅は難しかったです。
多すぎるよ!!
これでも少ないくらいだ!
学校の都合もあるでしょうから無理は言えませんが、要所要所でメリハリをつけられる配分があると良かったな、という感想を持っています。
午後からのオンラインというのは、現地(学校)は午前の続きなので途中から合流するのが、なんともアウェイ感。
オンラインで大勢の中でのひとりだと、教室の中を少し覗かせてもらってる部外者のような、距離感がでちゃうんですよね・・。
オンラインで繋がってはいるんだけど、日に日に主体性が減っていくような、もどかしさを感じました。
1ヶ月オンラインで、当の本人は
とはいっても、本人はいたってケロっとしていて、学校が終わると友達とオンライン上で連日遊んでいます。
ボイスチャットで話しながらやってます。
息子は、学校に行ったら行ったで楽しいんだろうけど、オンラインはオンラインでいいと言っていました。
自分のペースでゆっくり進められることや、慌てて給食を食べなくても大丈夫なところも気に入っていたようです。
ゆっくりできていいよ
ゆっくりしすぎじゃね?
けっきょくのところ、私が心配するほど、本人は気にしてもないという感じです。
子どもの性格によるところもありそうですが、うちの子はずいぶんのんびりしていそうです。
そして1ヶ月遅れの夏休み明け
9月いっぱいまでオンライン、私の仕事も少なくて休みが多かったので調子にのっていました。
宿題はとっくに終わっていたのですが、「保護者からの一言」とか、「壊れた手提げカバンの取っ手の直し」とか、「提出書類」とか、「ドリルの丸つけ」とか、私がやらあなければならないことが、放置でした・・。
新学期にとっくに入っているので、持ち物も一気に持っていきます。
なんせ片付けたのが2ヶ月前なので、すっかり場所を忘れてたりして、わちゃわちゃと・・。(今回に限って学校関連のしまう場所を変えたんです・・)
またオンラインになるとしたら
いまの感染状況はとても減っている様子ですが、けっきょく何がどうなって今があるのか、よくわかりません。
もしまた、感染者が急増するなど、オンライン授業を受ける状況になったら、
- 朝の会、帰りの会はできるだけ実施してほしい。
- 授業で進める予定の内容の提示
- 先生にはマイクをつけてもらいたい(切実)。
- こまめな理解確認(聞こえなかったり誤差が想像よりある)
- 一部時間オンラインなら、教科配分を考えてほしい(後半は社会ばかりだった)
をお願いしたいです。
今回小学校がオンラインを導入してくれたのは、とても進歩的だし、相当の努力をしてくれたと思っています。
ただ、特にハイブリットで登校組とオンライン組とわかれる場合、オンライン組はどうしても実際に登校している子どもたちに比べると、数歩下がってガラス越しに授業を受けているような感じになるので、そこへのフォローは課題だと思います。
また、オンライン授業を選択する側も、オンライン授業で取りこぼした分や補強をするような課題や教材を準備してのぞむ努力が必要だろうと思いました。
おわりに
オンライン全体の感想として、オンラインの対応が各学校、各担任というのが、どうも非効率に感じます。
去年の一斉休校のときも、市の教育委員会が授業動画を作って、県の教育委員会も同じ教材の授業動画を作っていました。まったく同じものを・・。
むだ。
人がいない、お金がないって言って、何をしているんだろうか?と思いました。
オンラインを導入しても、一定数登校をした方がいいケースがあるというのはわかっているので、今後もハイブリッドでの授業を想定して、分担して効率的にできるように準備をしてくれるといいのですが・・積極的にはしない方に一票です。
現場が強烈に無理してなんとか乗り切ってしまう。
良くも悪くも、よくあるパターン。
なんのために組織があるのかわかりません。むしろ組織がジャマしちゃってるところがあるのかもしれません。
旗振り役が旗をふらないのか、旗の奪い合いなのか、旗の振り方を知らないのか、しりませんけど。
オンラインは、双方向のコミュニケーションがあった方がいい場合と、内容によって一方向の映像授業でも大丈夫な場合があるので、使い分けができるといいと思います。また、授業内外のフォローはとても大事です。
それぞれを現場に任せるのではなく、現場に任せた方がいいことは任せ、映像授業は別に作って共有して、必要なものを選んで使えるようにするなど、できるといいんですけど・・ね。
全国の登校が難しい子どもたちにも、各学校や家庭に任せきりにするんじゃなくて、いつでもどこからでも、アクセスできて授業を受けることができるような仕組みにもなればいいな、と思います。
ではでは。
ぽにこ