ぽにろぐ

パート主婦/中2ゲーム男子の母/ 夢は家族みんなが幸せでお金に困らない生活を送れること/おキャンプ研究部所属。PTAには入らない派。学校徴収金研究室。

宿題は家庭学習の習慣になるのか、について考える

こんにちは、ぽに子です。

 

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先日、Twitterで「学校の宿題は家庭学習の週間になるのか」的な話題がのぼっていました。

 

今更ですが、改めて子どもの宿題について考えてみたいと思います。

 

ウチの小学生の宿題事情

子どもの学校に関して言うと、

小学1年生から宿題は出続けていて、

宿題がない時は遠足や運動会の前日などです。

 

「今日の宿題はしっかり休むことだよ!!」 

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内容は漢字ドリルや計算ドリル、音読、学校で終わらなかった課題が主です。

時々、音楽の練習の時もあります。

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宿題のボリュームは学年を追うごとに減ってきている感があって、

どうも塾や習い事等で忙しくなることに対して配慮をしているようです。

 

また、6年生になり、毎日宿題が出る、というより、

自学の課題として範囲が示され、提出期限はいつ、

というような形になってきています。

 

それぞれ塾や習い事(我が子はゲーム)の都合に合わせて

配分してこなしているようです。

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宿題は作業か

少なくとも、うちの子を見ている限り、今の所作業です。

とは言え、効果がないわけではないと思います。

(効果はなくはない…なくはないと信じたい)

 

どこの学年あたりからか、

その日の宿題は朝に提示されるようになったようで、

授業中のどこかのタイミングや休憩時間を使って

学校で終わらせてくることも増えました。

 

子どもにとっては恐らく

「宿題はとにかく終わらせれば良い」

ものになっているので、できるだけ家に持ち帰りたくないようです。

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こう振り返ると、我が家の場合、

宿題が家庭学習の習慣とは言えず、

ただの作業になっていて、

宿題が家庭学習の定着になるとは言い難い可能性が見えるような気もします…

 

家庭学習はどこを目的としているのか

でも、学校の家庭学習って一体どこを目的としているんでしょう?

いくつかの自治体の教育委員会や小学校が資料を公開していたので、

読んでみましたが、

最終的には「自ら学ぶ力を育む」あたりが目的と言える感じでしょうか。

 

宿題を帰宅後に取り組むことによって家で学習する習慣づけ(基礎)

   ↓

自ら学びを深めるような学習に取り組む(発展)

 

という流れで捉えているように解釈しました。

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解釈が合ってるとしたら、基本的には賛同します。

 

が、私個人としては、

どこを目的として学び(家庭学習)をどう進めるかは個人的な話だと思うのですが、

どうも学校の想定している「自ら学ぶ」は限定感があるように見えます。

 

もしかしたら、

やはり小学生〜中学生くらいだと「自ら学ぶ」方法を練習して習得するために、

ある程度設定してあげた方がいい、ということでそうしているのでしょうか。

 

親心的…な?

 

さらに学校によっては型まで用意されていて、

提出し、評価もされる場合もあるようです。

こうなると、

なにを基準に一体どこを目指してるのかな?という思いもよぎります。

 

ここまでやると過干渉のレベル?

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あくまで学校の指定した勉強を自学の体でやっているような。

保護者の善意で自主的に活動しているPTA的な??

 

(全然自主的じゃないと言いたい)

 

それから、

どの程度学校で家庭学習のための指導が行われているかはわかりませんが、

どの学校の文章を見ても、

家庭のかかわりありきでの設定のようです。

ちょっと、これはどういうことか、疑問は感じます。

 

各所、忙しい中で研究されてのことだと思いますが、

なんだか、ちぐはぐさを感じちゃいます。

 

じゃぁ、宿題は要らないのか?

色々疑問に思う事はありますが、

じゃあ宿題は要らないのか、って言うと、

内容による、というのが正直なところ。

 

内容によっては学校で完結してくるのがベストだし、

学校で学んだことの理解を深めたり、

学校での学びを深めるために準備するのは、

とても有効だとも思う。

 

でも私はやっぱり、

主体的な学びは個人の領域だと思うんですよね。

主体的であることを強制されるって何のギャグですかね??

というか、「主体的である」が余計なんじゃないの?

それってもはや課題・宿題でいいんじゃ…?

 

何をどう勉強したいかは個人差のあるものだし、

一律じゃなくてもいいとは思うんだけど…難しいのかな。

 

今のやり方だと、何にしても家庭次第なところがある。

 

それより、

それぞれの色々なやり方を具体的に教えていく段階が欲しいなぁ。

 

調べ方やまとめ方、考察の仕方だったり論文やレポートの書き方だったり。

おススメの本やサイトをどんどん紹介とかもいい。

 

こういう指導が充分にあって、

好奇心を刺激してくれて自主的に学ぶためのアシストがあって、

その後は自由でいいんじゃないかな。

 

読書感想文なんて、いい例かも。

 

毎年夏休みに出される読書感想文も、

突然出される感があると思うんですが、

一般的にはそうでもないんですかね?

 

高学年になるに従って、

夏休みの読書感想文は自由課題になって

やってもやらなくてもいいものになっていますが、

自由課題になったのは受験する子のため、かなー。

 

センスのある子はいいけど、ウチは大変だった…。

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こういうの買ったりしてさ。

 

 

自由研究もそう。

 

趣旨や内容はいいのに、

それまでのプロセスなしに(やってるかもしれないけど子ども的には繋がってない)、

突然、夏休みのしおりに少しのアドバイス(形式とか)を載せているだけで、

取り組めるかどうかはかなり家庭の状況が大きく影響してしまう感じ。

 

 

↑これはこれで面白そうだから買おう。

 

学校が目指す家庭学習、

それと何となく同じ匂いを感じちゃうんだけど、

実際はどうなんだろう?

連携と段階はあるのかな?

 

最後に

いつものことながら、

何だかわからない文章になってしまいました。

 

にわかに考え始めてまだコレと言ったものがあるわけじゃないけど、

私の中には微妙な気持ちが漂っています。 

 

現実問題、理想はあれども難しい部分もあるんだろうと思います。

が、教育行政としての理念みたいなものはイマイチ感じづらいな〜、

とも思います。

結局家庭次第っていうのは、教育行政としてどうなんだろう?

 

とは言え、我が家にとっても家庭学習は難題なんだよなぁ。

 

親も常にアンテナ張ってないといけないし、

工夫も努力も相当必要。

身につけば子どもの武器になるし、

ぜひ推奨したいけど。

 

ともかく宿題なんだからやらなきゃ、

と言うのは親にとっても口実になってるのも事実で。

うーん…

 

 

来月面談もあるし、時間短いけど聞いてみようかな。

 

ではでは。

ぽに子

 

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