こんにちは、ぽに子です。
今日は暑くなるようですね。
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子どもの運動会がありました。
小学校最後の運動会です。
コロナ禍で、昨年は中止、代替措置として学年毎の運動発表会的なものが平日に開催されました。今年は、学年を3学年ずつに分け、午前中を2分割し、完全入れ替え2部制で開催です。
細かい動線や時間、お願いが書かれたお手紙が事前にたくさん配布されています。
ここまで作り上げるのは、相当な時間を割いて来たのだろうと想像します。
コロナ禍になり、学校現場では様々な工夫と努力を重ねているかと思います。
もう、1年以上に渡って、です。
いくら仕事とは言え、大人だけで構成される会社と学校とは全然違います。
ありがたい反面、ただでさえ過剰な業務が、さらに追い込まれてしまうんじゃないかと心配しています。
それは、子どもに返ってくるものだからです。
大変だけど、先生たち頑張れ!
なんてとても言えません。
どうすれば先生たちが仕事に専念できるようになるか、考えないといけません。
保護者からのフィードバックは、一定の効果があるかもしれないと思っています。
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コロナ禍になり、運動会に限らず、変化がありました。
当面は形を変えつつも、こういう対策が続くと思いますが、逆にこっちの方がいい!と思うこともあります。
コロナ対策でしたことが逆にちょうどいい件
●運動会の短縮実施
今回がそうでしたが、今までが過剰だったと思います。
朝から夕方まで、暑い中、1日中、低学年も含めて屋外で、やっていました。
子どもまでの距離が遠すぎて、一体どこに我が子がいるのかわかりません。
みんな赤白帽子に体操着なので、遠くからでもわかるように、靴や靴下を目立つ色を履かせている親御さんもいました。
ビデオ撮影なんてしようものなら、永遠と別な子を映していたりします。(画面越しだともっとわからない)
昨年の運動発表会的な催しでは、開催自体が学年別だったため「逆に子どもの様子がよく分かって良かった」という意見があがっていました。
運動会で、我が子が見つけられないのは例年あることなので、事前に子ども別に「この競技の時はこの辺りにいる」「レースでは○番目に走る」という、お知らせがわざわざ来ていました。
我が子に関してのみ言うと、参加した運動会で暑くなかった時がありません。
5月開催ですが、高確率で高温となっています。しかもマスク付きです。
あまりの暑さに、炎天下の子どもも、見に来ている保護者(特にじぃじばぁば)も非常に心配でした。
運動会の意義は理解しますが、これを機に、コロナが落ち着いた後も、縮小されることを願います。もはや、気候的に危険なんです。
さらに、接触をさけるためでしょうか、危険な競技はなくなりました。
子どもの通う小学校では、やばい組体操はありませんが、騎馬戦がありました。騎馬の周りに複数の先生がついたりしていましたが、騎馬数>補助の先生の数なので、カバーしきれるはずもなく。
しかも最後まで残っている騎馬に対しての先生たちの囲みようと言ったら…そこまでしてやる騎馬戦の意味は?仮にあの時落下したとしても、支え切れただろうか?という疑問はぬぐえません。人をキャッチするなんて、結構至難の技だと思うけど、どうなんだろう?身を呈して??先生がクッションがわり?なんで?
(ってか、共倒れになるんじゃない?)
先生たちの中にも「無理かも」って思ってた人もいたんじゃないでしょうか。
たくさんの保護者が周りで見てる中で、ですよ。気の毒に。
盛り上がるためには、多少の犠牲はやむを得ない系の考え方ですかね?
理解できませんけど。
●調理実習が家庭での宿題になった
調理実習はリスクが高いということで、家庭科では机上で学習を行い、実習は家庭での宿題となりました。これは家庭環境や子どものタイプにもよるところなので、環境が落ち着けば再開していいと思いますが、我が家では楽しい宿題となっています。
習って来たことを、実際にやってみたいタイプです。
学校だと分担することになると思いますが、一から最後までやれるのはいいです。
●プールがなくなった(今年は今の所やる予定)
これもリスクが高いものとして分類されているようです。
プールに入る時はさすがにマスクもしないので、息継ぎの時など、飛沫が飛ぶ場面がたくさんあること、相当広いプールか人数制限をしなければ距離が保てない可能性も考えられます。また、指導・補助をするにも、距離を取ることが難しいケースもありそうです。
ただ、私としては着衣水泳は、実践的で良いと思っているので、年に1回だけでも授業を受けられるといいなという思いはあります。
今年の実施内容を確認してから判断していきたいと思います。
●宿泊行事がなくなった
宿泊を伴う行事は、コロナ禍以来、中止されています。
我が家の居住する自治体では、例年、4年〜6年生まで3回の宿泊学習と修学旅行で計4回の宿泊を伴う行事があります。私が子供の頃は、5年生で林間学校、6年生で修学旅行というように、2回だったので多いなという印象は持っています。
そもそもの話として、そんなに必要でしょうか?
それなりの教育効果はあるんだとは思います。なんでもそうですけど。
でも、さすがに宿泊学習は厳しい。
怖いです。
それから、ずっと思ってる事なんですけど、宿泊学習って、先生たちの負担はどんなもんなんでしょう?2,3日、家を空けるわけで、計画出ているから日程はあらかじめわかるとしても、今時、なんの心配もなく2,3日家を空けられる人ばっかりなんでしょうか?
子どもがいたり、介護を抱えていたり、しないんでしょうか?それとも、そういう先生以外でその学年を回すようにしているとか??
●マラソンがなくなった
去年は長く休校だったので、日程の関係もあってなくなりました。
今年は年間予定には入っていません。たぶん。
マスクをしてマラソン。好きな人だけでやればいいと思います。
●音楽発表会が縮小された
今は音楽の授業で、息を吹き込むような楽器(笛など)は相変わらずNG(指押さえだけしてるみたい)ですが、 マスクした上で発声(歌)はしているようです。
私、やってないと思ってました。
ちょっと前までは、口パクとか、歌う時は外側を向いて気をつけて歌う、みたいにやっていたはずなんですが…
広い音楽室でやっているようではありますが…
ちょっと怖い。
コロナ前は、かなり大規模な音楽会だったので、それがなくなったのは良かったと思いますが(費用面でも結構かかっていて、PTAが出していたのも問題)、昨年は規模が縮小されて、運動会同様入れ替え制・保護者観覧付きで開催しています。
変異株のこともあるし、発声系はちょっと心配が大きいです。
今年は状況見ながら欠席させるかもしれません。
●友達とオンラインで遊ぶようになった
コロナになって、また通信環境も出来ていたので、放課後はオンライン通信で遊んでいます。
コロナ前は、突然友達を連れて来るので、あまりの汚部屋だったのもあって、困ることがありました。
来てしまったものは手遅れなので、諦めて「見なかったことにしておいてね!」と言ってました。
おかげで、汚部屋にし放題です。
コロナ対策としてのアイディア
こう言っちゃなんですけど、この非常時を利用して変えていくっていうのは、建前として使いやすいんじゃないでしょうか?
なんでも「子どものため」という大義のために、吹っ飛ばされて来たんですから。
だとしたら、もっとやれることはあるかもしれません。
思いつきですが。
【接触感染を防ぐために】
【密を防ぐために】
- 手紙配布をやめてオンラインにします
- 欠席連絡、提出物、検温はオンライン(アプリ化)にします
- テストもオンラインでやります
- 清掃は業者委託とします
- 給食当番をやめて、配膳担当職員を新たに雇います
- いじめ、窃盗等が発生したら警察に任せます
- 地域・関連団体との会議は極力減らします
【免疫力を上げるために】
- 通信環境の確認も兼ねて授業参観はオンラインにします
- 保護者会はYouTube配信します
- 教材費その他集金はキャッシュレスにします。
- 会議は効率的にします
- 教職員の定時退勤を義務化します
- お昼休みを含め、休憩をきっちり取らせます
- 部活等は、個々の範疇でお願いします
- 今まで教職員の無償労働に頼っていた分をカバーするため、予算をとってきます(管理職)
- 家族と過ごすために休みます
- とにかく、予算取って来ます(管理職)(2回目)
とか、どうでしょう?思いつきで書いてるから、他にもいいアイディアがありそう。
最後に
案外、先生たちも行事の縮小は助かる面もあったりするんじゃないでしょうか?
口には出せないでしょうけど。
行事があるって事は、膨大な時間を先生も子どもも、その行事のために使っています。
こんなに行事の練習に時間使うの、日本と軍事国家だけじゃない?
我が家も外では口に出せないけど、なにかとちょうどいいと思う事が結構あったりします。
ではでは。
ぽに子