こんにちは、ぽにこです。
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昨日、「テンマク サーカスST DXでコット3台使用してみた」という記事を書きました。
今日はそこで使用したコットの詳しいお話です。
コットにしてから、
- 寝ることそのものの快適性のUP
- 地面の影響(石などの凹凸物や雨など)の影響を受けにくい
- 暑さ・寒さの伝わりが減った
- 起き上がり、靴を履くまでの動作が超楽になった
など、キャンプの快適性がぐーんとUPしてます。
コットはぜひオススメしたいキャンプアイテムですが、家族分を用意するとなると、コスト面も気になるところです。
今日は我が家が探しまくって見つけた、コスパ最強で使用感バッチリのコット、ネイチャーハイクのレビューです。
実際、安かろう悪かろうだったら、とんだ無駄銭になってしまいます。
世に出回るやすいコットの盲点も合わせて紹介していますので、参考になったら嬉しいです!
我が家の購入ポイントは安くて軽いもの
おキャンプは、もう、果てしなく荷物が増えていきます。
夫が車にキャリアを取り付けたいと言い出して、10万くらいかかるらしいと聞いたので、
「いやいや、ちょっと待て。キャリアに10万出すなら、キャンプ用品にお金を出して軽量化とコンパクト化を目指そうよ。」
と引き止めて、コンパクト化に動き出したんですが…
荷物、増えてます。
もう、どうしたらいいんでしょうね。
結局、キャリア買いました(買ったんかーい)。
ちょっと話がずれてしまいました・・。
当時、軽量化を目指していたので、軽いことや収納感は重視していました。
(もちろん今でも軽いことは重要事項です)
なんにしても、軽いっていうのはどの作業も楽になります。
それから、家族3人分買うので、重なれば金額的にもかさばってくるので、できるだけ安く済ませたい!というのも、譲れません。
はーーー。
とにかく、軽くて安いもの!という条件をクリアするものをひたすら探し続けたのです。
お店もいくつも回りました。
いざお店に行ってみても、吊るしてあったりして実際に試してみれるものは少なかったです。
お店に売ってるコットで、試せないのって意味なくない?
ほんとそれな!
YouTubeもたくさん見ました。
安いモノには罠がある
色々見てきて、「おぉっ!!これは安い!!」というものに出会うと、だいたいが重いです。あとデカすぎとか。
それから、耐荷重が少ないものも結構ありました。
コットなのに耐荷重80kgとか。
寝るだけなら大丈夫な場合も多いかもしれませんが、例えば椅子代わりに2人並んで座るとかが出来ないってことです。
ちょっと太ってしまったらアウトじゃないですか・・。
コットで耐荷重少ないのって盲点だよね
耐荷重が80kgなんて、デリケートすぎます。
そういうのは、詳細をよくみないと分からないので注意が必要です。
そして、いいなー、と思うものは高いのは世の常です…
軽くてコンパクトなコットといえば、やっぱりヘリノックスです。
椅子は、キャンプ以外の使用頻度を考えて、清水の舞台から飛び降りるつもりでヘリノックス にしましたが、コットも・・となると、考えてしまいます。
だって、ヘリノックス のコットって、1個、4万とか5万とか平気でするんですよ!
家族3人分揃えたら15万って!!!
高〜い! (泣)
ネイチャーハイクのコットはコスパがいい
そんな感じで探しまくった結果、我が家が選んだのは、ネイチャーハイクのコットです。
実際、我が家が購入したのはこれ↓なんですが、どこにもネイチャーハイクとは書いてません。
届いた袋にも買いてませんでした。何故だろう?(別にいいけど)
(これ↓、再度探すのに時間かかったー。たぶん、ネイチャーハイクの記載がないからかな?購入履歴から探せるのを思い出してやっと出せたよ)
商品紹介の写真を拡大してみると、ネイチャーハイクのロゴが。
このことと、形状・サイズ等が合致していることを見て、ネイチャーハイク判定しました。どうしてメーカー名出していないのか、仕組みがよくわからないけど。
実はネイチャーハイクじゃないのかな?
(もはやどうでも良い)
これが、今のところコスパ最強のコットだと思います。
ネイチャーハイク コット スペック
- ハイ・ローの2way
- サイズ190×65
- 畳むと50×15
- 重量2.6kg
- 耐荷重150kg
- 9,980円(税込)
この軽さで9,980円ですよ!!
9,980円!!!!
3台買ったってヘリノックス に及ばないお値打ち感。
今は、後続のモデルが出ているのかな?重量が2.3kgとさらに軽量化しているようです。
これだと、ヘリノックスの2.19kg(袋込2.32kg)とほぼ変わらないです。
お値段は12,000円程度。
ネイチャーハイクの公式HPだと2.7kgで16,900円(税込)になってますね。
Folding Camp Bed XJC04naturehike-japan.com
【ネイチャーハイク 公式】Naturehike Japan 公式オンラインストア
ネイチャーハイク コットの使用感
実際に気になるのは使用感です。
値段も安いに越したことはないけど、使い心地が悪ければ結局使わなかったりして、元も子もありません。
実際に何回も使ってきて、具体的に使用感を書いていきます。
トータルな感想
もうそれはそれは快適に使用できています。
やっぱりベッドタイプは、身体が楽です。超ラク。
生地もしっかりしていてパンパンに張れるので程よい沈み込みです。
安定感もバッチリで、安心して眠れました。
お手入れも楽チンだし、設営も片付けもラクです。(最初の頃は布が伸びていないので少し大変ですが、そのうち馴染んできてサクサクできるようになります)
家でも車でも、持ち運び(軽さ)・収納(サイズ)ともに合格です。
キシみは?
コットは軋みを気にする人もいるようですが、ネイチャーハイクは寝返ればそれなりにすると思います。
でも他のも試しましたが、どれもするように感じます。
家のベッドもしますし。
私を含め、家族は全然気にならない程度です。
サイズ感は?
縦190、幅は65センチです。
172センチ普通体型の夫は問題ないようです。
コットは、肩幅のある人だと幅が狭いと腕が落ちるか、落ちそうになる場合もあるみたいだったので、店舗で色々なサイズで試してみる事をおススメします。
狭いのはツラいですもんね。
我が家も試すことができるものは片っ端から試しました。
因みにネイチャーハイクは店舗で見たことがありません。
撥水性は?
アウトドアで使用するモノなので、撥水性も気になります。実際使っていて撥水性も問題なさそうに感じます。
ちょうど雨にあたってしまい、拭くものがなくてしばらく放置したのち、拭き取ったことがありましたが、まったく問題ありませんでした。
汚れは?
ついてしまった土汚れや芝も、張った状態で後ろからドンドンと叩いてやれば、簡単に落ちます。
かなり刷り込まれてしまった土汚れは、ちょっと厳しいですが、黒を購入したので気になりません。外で使うモノなので、ある程度は仕方ありません。
雨の日や土サイトなどで足についた土は雑巾で拭き取ってから収納しています。
土汚れは湿り感のあるうちは感じませんが、乾くとポロポロ落ちて収納ケースが土埃だらけ!なんてことになります。そうなると中に入れるものも汚れてしまい、掃除の作業が手強くなるので、ここは都度都度ちゃんとやっておくことをオススメします。
↑私はコレをペグでやらかしました。ペグケースがどうしようもない汚さに・・
組み立ては簡単?
最初の頃は、セッティングにコツがいります。
布が伸びていない最初の頃は硬くて脚をセットするのに苦労しました。
使い始めの頃は、体力のあるうちにセットすることをおススメします。
でもこれも、どのコットにも言えそうです。
布がなじんでくると無くなってくる苦労です。
収納感
たたんで専用袋に収納すると、15センチ×50センチです。
これは今まで使っていた折りたたみマットより少し小さい感じ。
重さはマットよりありますが、マットの代わりがコットになったくらいのイメージです。
軽くてコンパクトなので、家での収納も、車への搭載も、テント内への持ち込みも楽々です。
※購入時に脚をまとめている輪ゴムをそのままにしておく(赤いところにつけておく)と、後で片付けるときに使えて便利だよ。
コットの寝る以外の使いみち
メインの用途はもちろん就寝のためですが、テント内では椅子がわりにもなります。
コットごと寝袋を出して、乾かすのにも使います。
また、我が家は設営・撤収時に、地面に直接置かなくて済む、物の一時荷物置き場として使っています。
最初にコットを一台組み立てて、寝袋とかマットとか、すぐ使わないけど荷下ろしするのに邪魔なアイテムをコットに移動しておきます。
また、撤収時も、コットは最後です。
汚れの拭き取りをして畳んで収納済みのアイテムを、コットにどんどん並べていきます。
よく、レジャーシートでやっているやつをコットでやるイメージです。
片付けたアイテムを無駄に汚すことなく、荷物全量が分かるので、積み込みが効率的にしやすいです。
おわりに
寝袋とマットで寝るスタイルからコットに変えてみて、本当に体の楽さが違います。
普段、運動不足なので、どちらにせよキャンプ後は体がバキバキにはなりますけど。
コットスタイルに変えて、良かった点は、
- テント内への出入りに靴の着脱がないから楽
- ハイタイプで使えば、コットへの乗り降りが楽(よいしょってやらなくていい)
- 睡眠がかなり快適になった(ここが一番だよね!)
- 地面の影響を受けにくい
- 雨の日のキャンプのハードルが下がった
- 案外、寝る以外にも活躍してる
と、我が家のキャンプの質をぐぅ〜んと高めてくれました。
逆に、デメリットをあげるとすれば、
- コットの分、荷物が増えた(→マットも使わなくなったからとんとん)
- コットをセッティングする時間が増えた
- コットをセッティングする疲れが増えた
というところですが、我が家の場合、デメリットを大きく上回るメリットなので、もう、マットに寝袋スタイルには戻れません。
↑当時、コットの上にマットをしいていましたが、今は使ってません。なくても問題なし。コットを収納すると、ちょうど銀マットの一回り小さいサイズになります。
最後にもう一度、我が家が購入した最安値と思われる軽量コットのリンク貼っておきます。
私はネイチャーハイクだと思っていますが、商品説明にも届いた商品にもネイチャーハイクの記載はないので、もしかしたらネイチャーハイクもどきかもしれません。
もはやネイチャーハイク だろうがそうでなかろうがどうでも良いですが、このお値段とこの質であれば、とても優秀です。
現在、15回以上使っていると思いますが、壊れたり破れたりする気配はまったくありません。
子供が小さいうちは落下など心配もあるかもしれませんが、コットはおすすめです。
ではでは。
ぽに子。