こんにちは、ぽに子です。
今回は長くなってしまったので前編・後編に分けてみます。
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子供の性教育について、いつしたらいいか、具体的にどこまで?とか、悩みどころです。聞いてみると、知人にも、そういう話はほぼしていないという人が多いです。
本を置いて放置、という人もいました。なんか微妙な距離感w
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先日、購読しているnoteで野本響子さんも、こんな記事を書いていました。
ちょっと話はズレますが、日本ではよく性教育年齢が話題になります。
日本って「性教育のずっと前から子どもの目の前でポルノが蔓延している状態」ってことも、認識しておいた方がいいと思うんですよね……。(中略)
社会に出ているものを見ないフリして、「中学で教えたらいいのでは」と思ってても、その前にはほとんどの子が知ってます。
そういう現実なんです。いじめと同じで、あるものを「ない」フリをしても、見えるものは見えるんです、って話です。
これ、ほんとそうで。
ネットでもエロい漫画の広告とか、フツーに出るし、子どもが読むような漫画も描写がうーんって思うのもあるし、YouTubeでもたくさん出てくる。下手したら赤ちゃんの頃から晒されている。
そういう媒体から得た情報しかないのは、ちょっと怖いです。
これだけ世の中にエロが溢れていると、「隠す」とか「ごまかす」とか「時期を見る」とか「自然に任せる」とか、もう、悪手かもしれません。
私の性教育に対する考え方
我が家は、子どもが聞いてきた時が教え時と考えて、低年齢の頃からずっと聞かれたことはできるだけ正直に詳しく答えてます。ちょっとまだ理解できないかな?というようなことも、出来るだけ。
だから実はちょっと自負があったんです。
うちは小さい頃からなんでも教えてるし、それなりに理解していると思ってました。
ところが、まだまだ曖昧で勘違いもしてるみたいで、ちょっと教えたくらいじゃ、全然です。
大事な話だから、よく分からないまま、大人になって後悔しないよう、聞いてくれるうちに伝えたい。
幼い頃からやってきてるけど、間に合うかな、どうかな、という感じです。
私自身を振り返ってみると、やはり親から教えてもらった記憶はありません。(覚えてないだけかな?)
生理になって、お風呂にどう入ればいいか分からず、タイミング悪く父親しかいなくて(母親は夜勤でいなかった)困った事とか、若い時に色々安易に行動してて、結果的に大丈夫だっただけの事とか、大変なことになった友達見てきたりとか、病気もらっちゃった友達とか、結婚して子どもが欲しいのに出来なくて、調べて初めて詳しい仕組みを知ったり、なんか…身をもって知るしかなかったような。
これってすごく怖くない?
危ないよ。
知る機会が圧倒的に少ないのに、エロネタだけは飛び込んでくる。
いくら子どもを箱に入れておいても、エロネタは簡単に箱に入り込んできちゃう。
もっと、大人が子どもにやってあげられることはあるよね、って思ってます。微力かもしれませんけどね。
知らないばかりに、何が起きてるのか、わからないことさえあるみたい。
今日は我が家流の性教育の話とか、おススメのことなんかの前編です。
あ、あくまでウチの話ですよ。
親も子もそれぞれ性格も感じ方も違うから、匙加減とか考えないといけないかも。
ニュースから始まる今日の性教育
朝、支度中に流していたNHKで「不妊治療」についてやっていました。
我が家も不妊治療で授かっているので、子どもにも伝えているし、その大まかな内容は知っています。
今日は朝から「体外受精」と「顕微授精」の違いについて話しました。
(朝から!聞かれた時が教えるタイミングですから)
「じゃぁ、人工授精はどうやって精子をかけるの?」
「膣から注射器みたいので子宮に直接精液を入れるんだよ」
「ふーん、刺すの?」
「刺さない刺さない。器具で子宮口を開いてそこから注射器の針みたいので精子を入れんの」
「そうか、そうやってどばーっとかけるんだね?」
「うーん、どばーっていうより、注射器だからピューって感じじゃない?知らんけど」
「あー、そうかもね。なんか、シャケのやつみたいだね。」
「あー、そうかもーwでもあれは体外受精だよねー」
夢も希望もありません。
「ところで精子って(シャケのように)あんなに白いの?」
「うーん、白いかな。あそこまでは白くないかなぁ?もっとドロっとしてる」
「ふーん、そうなんだぁ。」
(朝から!)
すでに教えたと思ってることでも案外わかっていない
「じゃぁ、子どもが欲しくない時はどうすればいいの?」
って聞いてきました。
(朝から!早く支度しろ!)
「そういう時はゴムを使って妊娠しないようにするんだよ。」
「それじゃ、結婚したら毎日(ゴムを)つけなきゃいけないの大変じゃない?」
「え?」
なんで?!
まさかの勘違い発覚。
毎日寝る前にパジャマに着替えるように、毎日寝る前にゴムをつけなきゃ赤ちゃんが出来ちゃうんじゃないの?という疑問です。
毎日、寝る前にゴム装着。
「いやいや(笑)、やる時でいいんだよ。一緒に寝るだけじゃ赤ちゃん出来ないから」
「あー、そっか。でもその“やる時”っていう言い方がやだなぁ。せめて交尾って言ってくんない?」
「交尾する時にゴムつければいいんだよ。」
「もっと嫌な感じになった〜!(照)」
みたいな事を朝から!!
聞かれた時が答えどきですから。
しかも案外分かってるようで分かっていません。
性教育は多岐にわたる。1回で完結するはずもなく
今回はたまたま朝に流れていたニュースの話題から性教育に関する分野に話題が移りましたが、用語や仕組みの解説から考え方とか気持ちとか、気をつけることとか、いろいろありすぎて、1回じゃとてもとても伝えきれません。
ウチは話題が出たら話すタイプです。その場では話しにくいときは、「後でね」と言って後で逃さず話しています。
それに、1回伝えたからって、伝わっているとは限らない。
思い出してください。
「これをするとこうなるからやめて」
「これをするとこう危ないからやめて」
「こうなると大変だから、こうしとくといいよ」
すぐにやめてくれた?
すぐに実行してくれた?
すぐ覚えられました?
我が子は、繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し言ってもなかなか…厳しものがあります。
伝えたからって伝わるか?
答えは否です。(いばるとこじゃない)
ふう。
まだ先は長いぜ。
次回は、性教育は1日にしてならず。〜後編〜です。
後編では、性の問いを子どもに聞かれて、どういう風に答えたかを思い出す限り具体的に書いてみました。少々内容がエグいかもしれません。
でも、この辺り乗り越えなくちゃ、本質的な話にたどり着けない気がしてます。
なんか、オブラートに包みすぎたぼんやりした話になってしまいそうで。
…いや、それにしても、もうちょっといい言い方があるかもしれません。
(私の言い方に工夫がなさすぎかも?)
ではでは。
ぽに子